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千一夜
第26章 第四夜 線状降水帯  ➉
 いつ自分の肉棒がゆかりに咥えられるのか、伊藤は待ち遠しかった。口に含まれたときに感じるゆかりの口中の温かを心待ちにする。ゆかりは自分の肉棒をどう慰めてくれるのだろうか。ゆかりにはそういう経験があるのだろうか。
 早くちんぽをしゃぶれ!伊藤は心の中でそう絶叫しながら、一方ではゆかりの奉仕を受けてはいけないというサインが体のどこからか出ていた。伊藤はその知らせを無視するわけにはいかなかった。それがどういうシグナルなのか? 伊東に何を教えようとしているのか?  伊藤には全くわからない。
 伊藤はゆかりの様子を探った。仰向けに寝ていてもどうにかか目だけは動かすことができた。ゆかりは伊藤の目がやってくることを知っていた。伊藤の目に薄笑いを浮かべているゆかりが映った。
 ゆかりは伊藤を認めると、伊藤の肉棒をぎゅっと握って伊藤の肉棒の先に鼻先をつけた。ゆかりは笑いながら伊藤の肉棒から放散されている男の匂いを嗅いだ。そうしている様子をゆかりは伊藤に見せつける。
「どんな匂いがする? 雄の獣臭だろ?」
「……」
 ただ笑っているだけで、ゆかりは伊藤の問いかけに答えない。
 主導権は自分ではなくゆかりにある。それを悟った伊藤は静かに目を瞑った。
 数秒後……。伊藤の肉棒が温かさに包まれた。同時にゆかりの舌が亀頭を舐め始めた。
 ゆかりの舌は明らかに男を知っている動きをしていた。ゆかりは舌をクルクルと回し、ときおり伊藤のカリ首を舌で締め上げたりした。ゆかりの舌の先、そして舌の腹は絶妙に動いて、伊藤を十分に満足させる仕事をした。
「うっうっ」と伊藤は何度か喘ぎ声を漏らした。伊藤の体は何度か痙攣したようにひくひくした。
 ゆかりは舌だけでなく、手も使って伊藤の性欲を刺激し続けた。ゆかりは伊藤の肉棒をおしゃぶりしながら肉茎をしごいたり、伊藤の二つの金玉を揉んだりした。
 ゆかりは伊藤の玉を遠慮なく強く握ったりするので、本当に玉がつぶされるのではないかと伊藤は肝が縮む思いがした。興奮とゆかりの脅しの境界線を伊藤は行き来した。
 ゆかりは硬く膨らんだ肉棒に唾をたっぷり付けて、肉棒の先から根元までを口の中に入れようとする。喉の奥まで伊藤の肉棒を飲み込もうとするのだが、ゆかりはその度に「おえっ」とえずいた。
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