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千一夜
第29章 第五夜 線状降水帯Ⅱ  ②
 希が話し出す。
 ベッドの上で自分は仰向けに寝かされた。両腕を体にぴたりとつけて、そして両脚も腕と同じように右脚と左脚の間に隙間ができないようにしてきちんとつけた。
 男は最初に膨らみ始めた乳房の先の乳首を撮り始めた。男は希の乳首に飽きると、希の下腹部にカメラのピントを合わせ始める。そのとき希はあることに気がついた。それは男が望むもの。その姿勢をとることによって自分の陰部、おま×こが真一文字の線を作っているということ。
 男はその細くて短い一本線がどうしても見たかったのだ。シャッタ―を切る音がする。早く終わってほしい。そう願いながら希の中に不安が生まれる。この男がこれで終わるはずがない。次は何を要求されるのだろうか。もう帰りたい。本当に帰りたい。
 そんな希の願いが叶うことなどなかった。男は獲物をやすやすと逃すような真似はしなかった。男の次の注文はこうだった。
「上半身を少しだけ起こしなさい。あーダメダメ、少しだけと言っただろう」
 希は男の指示通りに両手をベッドについて上半身だけ少し起こした。。男は次にこう言った。
「脚を開きなさい。ゆっくりゆっくり。わかったか?」
 男の言葉に凄みが増すのがわかった。希は涙がこぼれるのを我慢した。そして男の言うとおりに脚をゆっくり開いていった。ぴたりと閉じていたおま×こだったが、希のピンク色をした小さな天使の両翼が男に見えた。そして男は希に「目を瞑れ」と強く命じた。希は男の指示に従って目を閉じた。
 しばらくすると希の耳にガサガサという男が聞こえた。目を閉じていても男が何をしようとしているのか希にはわかった。その音は男の顔がベッドを這う音だった。男は希のおま×こに顔を近づけて、希のおま×こをカメラで撮った。シャッター音が何度もした。
 そのとき希の穴からピカピカ輝く黄金水がチョロチョロと流れシーツに落ちた。シャッターを切る音がカシャカシャと何度も繰り返される。
 希の閉じた瞼から涙がこぼれた。怒りを持とうにも、男はその力を希から削いだ。希は自分が失禁したことすらわからなかった。だから希の涙は、憤怒や羞恥心のよるものではなかった。
 希の涙は絶望を意味していた。
 男に抗うことなんてできない。時間が早く過ぎることだけを希は願った。するとシャッターを切る音が突然消えた。いやな予感がした。希の心臓は止まりそうだった。
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