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千一夜
第30章 第五夜 線状降水帯Ⅱ ③

何もしていないのに腹の底が透けて見えるやつ。それを聞いてユアはどきりとした。自分が伊藤に近づいたのには打算があった。おそらく伊藤はそれを知っているはずだ。それでも伊藤は自分を受け入れてくれた。でも……。
裸を見られるより、心の中を覗きこまれる方が怖い。そう言えば松原がこんなことを言っていた。
「伊藤の敵は、伊藤の才能を恐れているやつらだ。やつらは伊藤の目を見ることができない。心を覗かれたくないからだ。伊藤に好かれたいなら伊藤の目を見ろ。しっかり伊藤の目を見るんだ」
伊藤の視線から逃げない。それさえ気をつければ、伊藤からは嫌われない。ユアは心の中でずっと自分にそう言い続けていた。
「伊藤さん、私が監督になってもいいですか?」
ユアは起き上がり伊藤の目を見てそう言った。
「どういう意味だ?」
「私、女優なんです」
「女優?」
「伊藤さんは私を女優だとは思っていない。ですよね?」
「それは違う。僕は君を知らなかった」
「私のビデオ、伊藤さん見ました?」
「ああ見たよ」
「どうでした?」
「スケベな女だと思った」
伊藤は手を伸ばしてユアを抱こうとしたが、ユアはそれを拒んだ。
「おい、焦らすなよ」
「私は監督です」
「わかったよ。じゃあ僕はどうすればいいんだ?」
「何もしない。じっとしててください」
ユアが伊藤の乳首を弄り始めた。
「了解だ」
「目を瞑ってください」
「ふん」
伊藤はユアの指示通りに目を瞑った。
「私、伊藤さんがいくときの顔見てみたいんです」
ユアは、天才のいく顔がどうしても見たかった。
「さっき見ただろ」
「だめだめ目を開けちゃダメです」
伊藤はうっかり目を開けてしまったのだ。
「悪かった」
「私の手と口で伊藤さんにはいってほしい」
「君のま×こなしで?」
「そう、私のおま×こなしで」
「自慰行為を君に手伝ってもらう感じか」
「中学生のオナニーにはお口なんてないでしょ」
「ガキのオナニーか」
ユアの手が伊藤の肉棒に伸びてきた。硬くなり始めている伊藤の肉棒をユアはしっかりと握った。
「手だけでいかないでくださいね。もしいったら、伊藤さんのことを早漏君と呼びますよ」
「早漏君か、悪くないな。ははは」
「本当に言いますから」
「了解だ」
伊藤の肉棒を握ったユアの手が動き出した。
裸を見られるより、心の中を覗きこまれる方が怖い。そう言えば松原がこんなことを言っていた。
「伊藤の敵は、伊藤の才能を恐れているやつらだ。やつらは伊藤の目を見ることができない。心を覗かれたくないからだ。伊藤に好かれたいなら伊藤の目を見ろ。しっかり伊藤の目を見るんだ」
伊藤の視線から逃げない。それさえ気をつければ、伊藤からは嫌われない。ユアは心の中でずっと自分にそう言い続けていた。
「伊藤さん、私が監督になってもいいですか?」
ユアは起き上がり伊藤の目を見てそう言った。
「どういう意味だ?」
「私、女優なんです」
「女優?」
「伊藤さんは私を女優だとは思っていない。ですよね?」
「それは違う。僕は君を知らなかった」
「私のビデオ、伊藤さん見ました?」
「ああ見たよ」
「どうでした?」
「スケベな女だと思った」
伊藤は手を伸ばしてユアを抱こうとしたが、ユアはそれを拒んだ。
「おい、焦らすなよ」
「私は監督です」
「わかったよ。じゃあ僕はどうすればいいんだ?」
「何もしない。じっとしててください」
ユアが伊藤の乳首を弄り始めた。
「了解だ」
「目を瞑ってください」
「ふん」
伊藤はユアの指示通りに目を瞑った。
「私、伊藤さんがいくときの顔見てみたいんです」
ユアは、天才のいく顔がどうしても見たかった。
「さっき見ただろ」
「だめだめ目を開けちゃダメです」
伊藤はうっかり目を開けてしまったのだ。
「悪かった」
「私の手と口で伊藤さんにはいってほしい」
「君のま×こなしで?」
「そう、私のおま×こなしで」
「自慰行為を君に手伝ってもらう感じか」
「中学生のオナニーにはお口なんてないでしょ」
「ガキのオナニーか」
ユアの手が伊藤の肉棒に伸びてきた。硬くなり始めている伊藤の肉棒をユアはしっかりと握った。
「手だけでいかないでくださいね。もしいったら、伊藤さんのことを早漏君と呼びますよ」
「早漏君か、悪くないな。ははは」
「本当に言いますから」
「了解だ」
伊藤の肉棒を握ったユアの手が動き出した。

