この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
千一夜
第4章 第一夜 三白眼の娘 ④
 黒川が幸恵にキスをする。黒川は舌を幸恵の口の中に入れると、右手に持ったローターで幸恵の乳首を刺激した。その瞬間ほんの少しだが、幸恵の体が捩れた。
「目隠しされながら舐められるのもいいだろう」
 黒川が幸恵の乳首をしゃぶりながらそう言った。もう一つの乳首はローターの小刻みな振動を受けている。
「変な感じ」
「変な感じか」
 部屋の外では幸恵の母涼子が、全裸で黒川の合図を待っている。実に単純な合図だ。黒川が「おい」と廊下に向かって叫ぶ、ただそれだけだ。
 黒川が幸恵のお腹を舐める。臍のあたりを舐めると幸恵はいつも「くすぐったい」と言った。それから黒川の舌は幸恵の陰部に向かう。
黒川は幸恵の両脚を広げた。ローターを幸恵の一番敏感な部分に当てる。すると幸恵の腰が激しく動いた。
「パパ、そこダメ」
「ダメじゃなくて、気持ちいいだろ?」
「でもダメだから、止めて、お願いだから」
「止めてと言われると、逆にもっとやりたくなるんだよ」
 黒川は隠れている幸恵のマッチ棒の先くらいのクリを剝き出した。もちろん幸恵のクリを弄るために。
 黒川は最初ローターではなく、自分の指を使って幸恵のクリを弄った。案の定、幸恵が絶叫した。
「ダメダメダメ! パパ、ダメ!」
 釣り上げた魚が再び水の中に潜ろうとして体を跳ねらせるみたいに、幸恵は体を激しく揺らした。
 手や足を拘束していないので、幸恵が暴れると黒川は上手く幸恵の体を弄ることができない。
 黒川はここだと思った、廊下にいる涼子に「おい」と合図を送った。体を捩らせる幸恵にはその声は届かない。届いたとしても、それが何を意味するのかわからない。
 涼子がドアをそっと開けて部屋の中に入ってきた。そしてベッドに上がった。幸恵の陰部を弄る黒川が涼子に目配せした。涼子は黒川が自分に何を要求しているのかかがすぐにわかった。 
 涼子は幸恵の強い力で押さえつけた。幸恵の両腕がアルファベットのWの形を作った。
「えっ? 何? パパ、この部屋に誰かいるの? パパ!」
 幸恵がそう声を出した。
 黒川は幸恵の言葉を無視して、涼子にまたほんの少し顔を動かしてサインを送った。黒川の即興のサインだが、涼子はそれを間違わずに受け取った。
 涼子が幸恵の手を抑えたまま、娘の乳首をしゃぶり始めた。
 幸恵がアイマスクを外して異変の正体を探ろうとしても、手が動かせない。
/345ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ