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千一夜
第35章 第六夜 線状降水帯Ⅲ ②
 伊藤の肉棒を膣奥に飲み込んだまま、和子は体を前に倒して伊藤の体に自分の体を合わせた。そして伊藤の耳元でこう言った。
「伊藤君、私がいった後で出すのよ。私がいく前に私のおま〇こに中出しなんて絶対に許さないから。わかった?」
「わかりました先生」
 伊藤は担任教師に答えるようにそう言った。
「出すときは思い切り出してね。私ね、伊藤君の精子がたくさん欲しいのよ。だから私をがっかりさせないで、わかったわよね?」
「了解です」
 清楚で美人教師が言うおま〇こ、そして精子。和子は自分のことをベッドの中では淫売だと言った。伊藤は肉棒が感じている温かさについて考えてみた。これは教師の温かさなのか、それとも淫売の温かさなのかと。そして伊藤はこう思うことにした。これは淫売ではなく教師である和子の温かさなのだと。
 清楚な教師の熟したま〇こには一つ大きな特徴があった。締りがいい……いや、正確に言うと和子の膣口は一旦捕らえた獲物を逃がさないように、巾着の紐をギュッと絞るような動きをするのだ。
 伊藤の肉棒が強烈に締められるときもあれば、解放されるときもある。それが絶妙のタイミングで繰り返されるのだ。
 それを和子が意図してやっていることなのか、名器とはそもそもそういうものなのかはわからない。ベッドでは淫乱を隠さない和子に、伊藤は心も体も満足した。
 教師である和子が、大の字になっている伊藤の下腹に両手をついた。そして前後に腰をゆっくりと動かし始めた。
「やっぱりちんぽ硬いのが一番。くそ爺のちんぽじゃ駄目ね」
「……」
 ベッドの中では和子は自分の夫をくそ爺と呼ぶ。
「このちんぽ、あのお子ちゃまのおま〇こにも入れたんでしょ?」
「……」
 お子ちゃまはもちろん紗耶香のことだ。
「正直に言いなさい、伊藤君」
「入れました」
「ダメダメ。伊藤君のちんぽは今誰のおま〇こに入っているの?」
「先生のま〇こ」
「私に悪いと思うでしょ?」
「……」
「伊藤君、今私が伊藤君を気持ちよくさせているのよ。感謝されるだけじゃつまらないわ。謝りなさい、ちんぽをお子ちゃまのおま〇こに入れて御免なさいって言いなさい」
「先生、御免なさい」
 和子が仕掛けたゲームに伊藤が付き合う。
「ねぇ、どっちのおま〇こがいい?」
 和子はまた体を倒して伊藤の耳元でそう言った。
「……」
「伊藤君はどっちのおま〇こが好き?」

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