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千一夜
第39章 第七夜 訪問者 隠し事について ②
「気持ちよすぎるから交代」
 京子はいきなりそう言った。
 交代が何を意味するのかわかっていたが、それでも私は京子のおま〇こに未練が残る。もう少しだけ舐めさせてくれ。そう京子に伝えることもできるだろうが、フランス料理のコースに順番があるように、男と女の行為にも間違えてはいけないルールがあるのかもしれない(経験のない私はそう推察した)。
 私はベッドの上で大の字になった。京子を見ると京子は薄っすらと笑っていた。そしてこう言ったのだ。
「生意気なちんぽ」
 亮ちゃんのおちんちんではなくちんぽと京子ははっきり言った。
 私のペニスは京子の手に掴まれたり、京子の口の中に収められたりはしなかった。京子は私のペニスをじっと見ていたのだ。私の勃起した性器は、仰向けになっている下腹部にピタリとくっついている。
 それから京子は私のペニスに顔を近づけて匂いを嗅ぎ始めた。そのとき京子は、私に見せつけるように大げさに鼻の穴を膨らませた。そして犬のようにクンクンと私のペニスの匂いを嗅いだ。
「臭っさ。亮ちゃん、めちゃめちゃ臭いよ。亮ちゃん、ちんぽ洗ってるの? 呼吸することができないくらい臭いわ」
「……」
「亮ちゃん、私に何か言うことあるんじゃない?」
「ごめん」
「だよね。これからこの臭いちんぽ舐めるんだから『ごめん』くらい言って欲しいわよね」
「ごめん」
 私はもう一度京子に詫びた。
「じゃあ始めようか」
「……」
 私は目を瞑り京子の口の中に収まる自分のペニスのことを思った。数秒……だが、私のペニスが京子の口の中に入った感覚がない……。私は目を開けた。京子の目が私を待っていた。
「亮ちゃん、まだ私に言うことあるんじゃない?」
「えっ?」
「こんな臭いちんぽ舐めるんだからさ。わかるでしょ?」
「お願いします」
「何をお願いしてるの?」
「ペニスを舐めてください」
「ダメダメ、臭いちんぽを舐めてくださいでしょ。言い直してよ」
「臭いちんぽを舐めてください」
 京子から貶められても、私はこの先に待っている快楽を放棄できない。
「はいよくできました」
 京子はそう言うと、私のペニスをぎゅっと掴んだ。そうして下腹にピタリとついて離れない私の性器を起こす。
 それから京子は口を開け舌を出し、その舌を蛇のようにチョロチョロと動かした。京子はそうしながらずっと私を窺っていた。
 
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