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千一夜
第49章 第七夜 訪問者 妖の灯
「おい、答えろ!」
「亮ちゃん、それは無理なお願いね」
「どういう意味だ?」
「私には縁を切ることができないわ」
「縁? どういう縁だ? まさか君と俺の間に縁があると言うのか?」
「その通り」
「ふざけるなよ。俺と君の間に縁などない」
「ふふふ」
「笑うな!」
「亮ちゃん、本当は期待しているんでしょ?」
「期待? 俺は何も期待していない!」
「ふふふ、嘘つき。亮ちゃん、市長さんにんるんでしょ。市長さんが嘘をついてはいけませんよ」
「……」
 触られている。私のペニスが女の手で触られている。
「硬くなり始めているじゃない」
「触るな!」
 大声を上げるしか抗う術はない。金縛りというやつは体の自由が奪われても意識だけはしっかりしている(私だけかもしれないが)。それともう一つ厄介なこと、それはペニスをこの女に触られている感覚があるのだ。
「ひょっとしたら亮ちゃん、好きな女の子に意地悪をするタイプでしょ? 好きだと言うことを隠すために敢えて意地悪になる。違う? これも同じじゃないの? 本当はもっと私に触って欲しいんでしょ? 市長さんは嘘なんかついてはいけませんよ」
「……」
「ふふふ、返す言葉がないと言うことね」
「違う!絶対に違う!」
「違わないと思うわよ。だって亮ちゃんのおちんちんもうバリバリに勃起しているんですけど、ふふふ」
「違う!違う!違う!黙れ!」
 女の言うことを否定することができない。女の言っていることは事実なのだから。だが、だからと言って黙ってはいられない。沈黙は、女の勝ちを認めることになる。しかし、大声を張り上げたところで、悲しいかな私が勝者になることはない。
「亮ちゃん、政治家はときに目を瞑って時間が過ぎていくのをじっと待つことも大事よ」
「どういう意味だ? 君の言っていることがわからない」
「難しいことなんか一つもないわよ。私は誰かに秘密をばらしたりしないわ」
「秘密?」
「わかっているのにわからないふりをするのはよくないわよ」
「……」
「私、自信があるの。今亮ちゃんの隣に寝ている女より私の方が上手よ。亮ちゃんを最高に気持ちよくしてあげる。あっ、亮ちゃん、何も言わないで。亮ちゃんが何か言うと、それは全部嘘になるから、いいわね?」
「……」
「亮ちゃんにいいものを見せてあげるわ」
 そう言って女は紫色の浴衣を脱ぎ始めた。
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