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千一夜
第8章 第二夜 パヴァーヌ ④
 私のあそこに主人が顔を近づける気配は感じた。でも主人の舌は私のおま×こにやってこない。主人が言うように私のおま×こは臭いのだろうか。そんな私の気持ちが主人には見えていたようだ。
「ガキでも匂うんだな」
 主人はそう言った。
 主人は確か先ほどこう言ったはずだ。その匂いは私が発情した匂いなのだと。
 私は発情している。主人からどんなに蔑まされても私は何とか我慢している。なぜ我慢できるのか? それは私のおま×こが主人の舌を心待ちにしているからだ。
 そのときだった。私のおま×こが主人の手によって開かれた。
「ちっちゃいま×こだ。でも中がキラキラ光ってるわ。お前まじスケベなんだな」
 主人が私をお前と呼んだ。嬉しいわけがない、でもそう呼ばれることに嫌悪感もない。
 主人の舌先が、私の秘穴を一度つんと突いた。ピクリと私の腰が動いた。
「じっとしていろよガキ」
 主人から体を弄ばれている間、私は名前で呼ばれそうにない。
 主人の舌が下から上へと動く。何度も何度もそうやって主人の舌が動いた。舌先だけでなく主人の舌全体が私の秘穴の中に入ってきている。
「気持ちいい」
 気持ちのいい振りができるほど私は成熟していない。本当に気持ちよかった。気持ちくなると私のあそこはさらに熱くなった。熱くなるとどうなるのか、それは主人が教えてくれた。
「ガキでもマン汁ドバドバ出るんだな」
「臭くないの?」
 恐る恐る私は主人にそう訊ねた。
「超臭いんですけど」
「……臭くても舐めれるの?」
「好物だから」
 意味不明。矛盾しているが、それが大人の世界なのだ。私はそう思うことにした。
 主人の舌が私のマン汁を掬い取る。それが繰り返される度に私から小さな喘ぎが漏れていた。「うっうっ」「あっあっ」私は自分がそんな声を出しているとは思わなかった・やはりそれを教えてくれたのは主人だった。「うっうっ」「あっあっ」主人が私を真似てそう言った。恥ずかしくなった。私は気持ちよくなってそういう淫らな声を出していたのだ。
 でも仕方ない。我慢できないのだから。
 そして主人の舌は、私のお尻の穴にもやってきた。正直最初は違和感しかなかったが、お尻の穴を舐められるのも悪くない。彼氏とセックスをしたクラスメートの話を聞いたことがある。でも彼氏はクラスメートのお尻の穴を舐めただろうか? 舐めてなかったら私は幸運な女だ。
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