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千一夜
第8章 第二夜 パヴァーヌ ④
 膣壁を浸食しながら主人のペニスは、私の膣奥を目指してる。こんな状況で一つだけ主人に感謝することがあるとすれば、それは主人がペニスをノロノロと動かしてくれているとだ。少しだけ主人は私のことを考えてくれていた(多分)。
「おっきい」
「え?」
「健太のおちんちんものすごくおっきい」
 痛みに耐えながら何とかそう言えた。
「ふん」
「何がふんよ。こっちはものすごく痛いんだから」
「こっちはものすごく気持ちいい。ガキまんがこんなにキツキツだとは思わなかったからな。最高のおま×こだ」
 主人にそう言われても嬉しくもなんともなかった。おっきいは私の素直な感想で、私は死ぬような思いをしながら痛みを我慢している。男は気持ちよくて、初めての女が痛いなんて何だか不公平な気がした。
「ここがお前の最深部だ」
「……」
 言っている意味が分からない。
「こういうことだよ」
「痛い!」
 主人が二度腰を振って私のおま×こを突いたのだ。その瞬間私の体の中の深いところに熱い棒が当たる感じがした。そして主人は全く動かなくなった。
「飛鳥」
 主人が私のことを名前で呼ぶ。
「……」
 痛くて声が出ない。
「飛鳥」
 主人がもう一度私を呼んだ。
「何?」
 何とか声を出すことができた。
「飛鳥、よく覚えておけよ」
「何を?」
「今の感じさ。お前の膣に挿入されているおれのちんぽの大きさ、そして硬さ、そして痛み」
「どうして?」
「飛鳥が俺の女になった記念さ。お前は正真正銘の処女だ。初めての男のことは覚えておけ」
「健太だけだから」
「何だって?」
「私は健太だけ。だって私、健太の女だから」
「ふん」
 主人は私のおま×こにペニスを入れたまま、私の体に自分の体を重ねてきた。主人は両腕を私の背中から回して私の両肩を抱え込んだ。私も両腕を主人の背中に回して主人を抱えた。
「気持ちいいか?」
 主人が私の目を覗き込んでそう訊ねる。
「気持ちいいわけないじゃん」
「だよな。別に飛鳥に痛みを与えようとしているわけじゃない。わかってくれ」
「わかってる」
「しばらくこうしているか。でもその後はまた飛鳥を苦しめると思う」
「わかってる」
「何をわかっているんだ?」
「健太がやること」
「そうか……射精したらすぐに抜く。そうしたら痛みから解放だ」
「うん」
 抜かれた後も痛みは続く。男はそのことを知らない。
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