この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Enter を 押した時・・・・
第8章  啓子
啓子はそのまま 駅前のシティーホテルへと入って行く
受付で予約を聞かれて 啓子が予約をしていないと
伝えた処 フロントの男性が申し訳なさそうに 
満室だと断って来た 明日のスポーツ大会で 
近隣のホテルは満席と教えられて
啓子は途方に暮れ 回りを見回すと
学生たちの一団と 引率する大人の姿に
深い溜息を吐き出し 踵を返し入り口に
その時 フロントで啓子を対応した男性に
声を掛けられ 啓子はフロントに近づいた

「 今日は 近隣のホテルは 全て満室だと思います
  もし お泊りの処をお探しでしたら 駅の向こうに
  ラブホテルが 何軒か御座いますので そちらなら 」
すこし 済まなそうな表情で啓子を見てきた

「 ご丁寧に 有難うございます 」

啓子は頭を下げ 学生たちの間を抜け
ホテルを後に大きなキャリーを
引き吊り、駅のホームのを目指した 駅前で軽く食事を
済ませ 余り来た処の無い場所を見回した
駅前の一角に 鮮やかなネオンが矢印を点滅させ
陽が落ち始めた景色の中 オレンジや黄色の点滅が
酔客を誘っているのを見ながら 言われた路地を
歩んで行く やや細い路地を歩くと 幾つもの
看板が見えて来る 1軒の入り口から入り
啓子は戸惑った ラブホテル等20年以上
入った事など無い 目の前に部屋番号の
パネルが並び 部屋の模様が映し出されている
パネルを見て戸惑っていると 後ろから来た男が

「 済みません 」

声を掛け 一つのボタンを押して 連れの女性と
エレベーターに乗るのを見て 啓子は意を決して
一番安い部屋を選び 201のボタンを押した
/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ