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第8章  啓子
「 お部屋に露天風呂が付いているなんて
  猛君 此処少しお高いのでは? 」

「 大丈夫ですよ 誠に言って 只にさせますから 」
啓子を見上げて 悪戯な笑顔を見せて来る

「 無料では 泊めないぞ 1泊100万位は 払って
  貰わないと 」
笑い顔で入って来た 誠が茶道具をテーブルに置き お茶を注いで

「 どうぞ 」
二人に声を掛け 啓子は一口含んで 誠を見た
お茶の苦みの中の微かな甘みが 口の中に広がる

「 美味しい 」
誠が頷いて 

「 地元で作っているお茶です 此処は小さな集落で
  若者達、皆、街へ出て行ってしまって 過疎が進んで
  何とか皆が働いて収入を得られるように このお茶も
  拓哉が皆と一緒に 栽培して3年掛かって 
  何とか 市場に出せる物が出来たんですが
  お茶の需要が少ないんですよね 今入り口に置いて
  売っているんですが まだ・・・・ 」

「 今日は ゆっくりして下さい 一つだけ
  お願いが有るのですが 此処は特殊な宿でして
  猛から聞いてますか? 」
顔を下げていた誠が啓子を真剣な目で見て来た
思わず姿勢を正し、首を振る啓子に

「 今夜隣の部屋 少しだけ騒がしく成ります
  ご宿泊頂いてる奥様と 宿の従業員達が・・・・ 」
啓子が目を丸くすると

「 ご主人の御要望で 奥様が抱かれて感じる姿を見たいと
  ご要望を頂きまして 」

「 今夜 9時過ぎから3時間程 騒がしく成ります
  そちらの襖は締めておきますが 声は聞こえます
  3時間何が有っても、この部屋で声を出さないで
  欲しいのです それと外部に電話を掛けないで下さい 」
啓子は怪訝な顔で誠を見て

「 警察?・・・・ 」
誠が頷く
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