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第8章  啓子
食事が終わった後 猛に誘われ囲炉裏に座り
ビールを傾けている前に 食堂で見た夫婦達が
囲炉裏の前に集まって来る 

啓子達の前に二組の夫婦が座り お互い挨拶を交わし
4人で談笑が始まった時 右隣にまた一組の夫婦が
啓子に軽く会釈をして座った時 食堂から
一升瓶を抱えた誠が出てきた

「 3年寝かせた お酒です・・・ 」
一升瓶を抱えて見せ お酒の中で花が揺らいでいるのが見えた

「 家の宿のお勧めに 成って居ます 市販出来る程の
  量は作れませんので お泊り頂いたお客様への
  ご提供とさせて 頂いております お湯割りがお勧めですが 」
囲炉裏に座る宿泊客を見回した

「 お湯割りで・・・ 」
啓子の前に座って居た二組の夫婦達からの声に合わせ
皆が頷くのを見て 誠は大ぶりの湯飲みにお酒を注ぎ
お湯割りの提供を始めた 皆の前に湯呑が揃い
誠は湯呑を持つと

「 本日は 有難う御座います どうぞ
  お召し上がりください 」
皆が湯呑を口に運び 前に座る夫人が

「 美味しい・・・ 」
呟く様な声に 他の客達も頷き
誠に お替わりを注文していく
啓子も湯のみに口を付け 微かに
花の香りが鼻孔を擽った

入り口が賑やかに成り 目を上げると
二人の男が入って来るのが見え

「 猛 久しぶり 」
猛と似た様な大柄な男が 笑みを浮かばせ
近寄って来た 猛も立ち上がり 誠と4人
入り口で何か話始め 猛が啓子に視線を向け
頷くと啓子の隣に戻って来た

「 直樹と拓哉です 」
啓子の隣に腰を落とした二人を紹介され
頭を下げると 大柄な男が

「 猛とは 小学生の時からの知り合いで
  自分は 猟師を 拓哉は農業していて
  自分良く 使われてるんですよ 」
笑い顔で紹介して来た

「 おばさん・・・ 」
猛が耳元に顔を寄せてくる

「 誠に頼まれて 少し宿の手伝いしますので
  先に 部屋へ戻って貰っても・・・ 」
啓子は頷き 湯呑のお酒を口に運んだ
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