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第10章 第10章　奈々

広い露天風呂の隅に真紀たち３人が顔を寄せ合い
何かの話声が　大志が目を向け奈々と視線が合い
奈々が頷くのが見え、房江の大きな笑い声が聞こえた
酒井と横川は熱く成ったのか　露天風呂から出て
湯船の縁に腰かけ真紀達に視線を送り　
大志を見て手招きしてくる　大志が酒井達の傍に
近づき　酒井と横川が湯船に体を入れて

「　今日は　有難う真紀も喜んでた　」

「　房江も・・・　」
横川が釣られて言い

「　それに　私達も・・・・　」
少し嫌らしい笑みを浮かべ大志を見て来た

「　今夜はもう　お開きにするから　奈々さんと
　　部屋に帰りなさい　」
横川が手で掬ったお湯を顔に浴びせ　タオルで顔を
拭きながら大志の顔を優しい眼差しで見て言って来た
大志が口を開こうとした時後ろで賑やかな声が
男達３人が顔を上げ　房江が奈々の手を引いて
露天風呂から上がり、後ろを真紀が付いて行くのが見え
バスマットに奈々を座らせて　奈々の耳に房江が顔を近付け
小さな話声が聞こえ　男達は夫人達の動きを見つめた
真紀と房江が奈々の腰の横に腰かけて　奈々がバスマットに
体を倒すのが見え、房江と真紀の笑い声が聞こえて来る
房江が奈々の開いた足の間に座るのが見え
横川と酒井は顔を見合わせ、苦笑いを浮かべた

「　はい！！　奇麗に成ったわ　！！　」
房江が嬉しそうに声を上げ真紀と房江が奈々の手を引き
立ち上がらせ、男達の許に歩いて来る
３人の夫人が全裸を惜しげもなく晒し
大志は歩いて来る奈々のプロポーションの良い裸に
視線を送り目を見開いた、

・・・あるべき物が・・・・無い・・・

露天風呂の小さな灯りに白い肌が浮かび　
Dカップの胸が微かな上下を繰り返し
細いお腹からカーブを描く様に腰のラインが
長い足へと続く、股間に有った御淑やかな奈々に
似合わない濃く多い陰毛が失われ、肌色の縦の
筋を見せて来る　主婦たちが湯船に浸かり
夫達を見て　酒井が今日はこれで、お開きと言うのを
聞いた房江と真紀が頷いた