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第11章 第11章 麗と弥生
ーー
新木と朝を迎え 大柄な体に抱き着く様に眠っている
新木を起こさないように起き上がり、朝の光が差し込む
ガラス戸を開け、露天風呂に体を沈め目の前の雄大な
山並みに視線を送った、朝の光が斜面の緑を際立たせ
少しの風が山並みの木々を揺らめかせ 風の道筋を
見せて教えて来る、ガラス戸の開く音に振り向くと、
タオルで前を隠した修が恥ずかしそうに
湯船に体を入れて来た
「 お早う 」
啓子が声を掛け
「 お早う御座います 」
慌てた様に返事を返して山並みに視線を修は送った
「 寝られた ? 」
優しい声で修に話しかけ 視線を外していた修が
啓子に視線を戻して頷く
「 好きな人はいるの? 」
目を合わせていた修の顔が下がり無言で頷いた
「 その人とお付き合い始めたら・・・・ 」
修の顔が上がり啓子を真剣な眼差しで見つめて来た
「 昨日の夜を思い出して 優しく付き合って
上げるのよ、相手が何を望んでいるか
判らなかったら、聞いて見るの、話す事が
一番大切、話をして相手を思いやればきっと
上手く行くから、 」
修は目を輝かせて、大きく頷いた
新木と朝を迎え 大柄な体に抱き着く様に眠っている
新木を起こさないように起き上がり、朝の光が差し込む
ガラス戸を開け、露天風呂に体を沈め目の前の雄大な
山並みに視線を送った、朝の光が斜面の緑を際立たせ
少しの風が山並みの木々を揺らめかせ 風の道筋を
見せて教えて来る、ガラス戸の開く音に振り向くと、
タオルで前を隠した修が恥ずかしそうに
湯船に体を入れて来た
「 お早う 」
啓子が声を掛け
「 お早う御座います 」
慌てた様に返事を返して山並みに視線を修は送った
「 寝られた ? 」
優しい声で修に話しかけ 視線を外していた修が
啓子に視線を戻して頷く
「 好きな人はいるの? 」
目を合わせていた修の顔が下がり無言で頷いた
「 その人とお付き合い始めたら・・・・ 」
修の顔が上がり啓子を真剣な眼差しで見つめて来た
「 昨日の夜を思い出して 優しく付き合って
上げるのよ、相手が何を望んでいるか
判らなかったら、聞いて見るの、話す事が
一番大切、話をして相手を思いやればきっと
上手く行くから、 」
修は目を輝かせて、大きく頷いた