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第11章 第11章 麗と弥生
ベンチで項垂れていた麗の足元に 茶色の耳を垂らした
シーズーが近寄り麗を見上げて来た、麗も顔を上げ
シーズーと目を合わせた時
「 ワン!!! 」
シーズーが麗の頭の上に向かって一声吠えた
「 モカ!! 駄目でしょう 」
駆け寄って来た身なりの良い中年の女性がシーズーを
抱き上げ、麗に頭を下げ去って行く
歩み去っていく女性の後姿を見ていた麗の頭の中の
霞みが消え視界が広がった 目覚めた様に意識が戻る
何重にも折り重なって見えていた公園の緑が、
ブランコが揺れるのがはっきりと見え
持っていたバックを開いてバックの底に有る、
ピンクの携帯を取り出して開いて見るが、
当然の様に通話は出来ない
アドレスを検索して、名前をスクロールして、
ナを、クリックした
nisihasi yayoi 090-〇〇〇〇ー××××
携帯の番号を見て麗は立ち上がり
公園の隅の電話ボックスへ、駆け出した
シーズーが近寄り麗を見上げて来た、麗も顔を上げ
シーズーと目を合わせた時
「 ワン!!! 」
シーズーが麗の頭の上に向かって一声吠えた
「 モカ!! 駄目でしょう 」
駆け寄って来た身なりの良い中年の女性がシーズーを
抱き上げ、麗に頭を下げ去って行く
歩み去っていく女性の後姿を見ていた麗の頭の中の
霞みが消え視界が広がった 目覚めた様に意識が戻る
何重にも折り重なって見えていた公園の緑が、
ブランコが揺れるのがはっきりと見え
持っていたバックを開いてバックの底に有る、
ピンクの携帯を取り出して開いて見るが、
当然の様に通話は出来ない
アドレスを検索して、名前をスクロールして、
ナを、クリックした
nisihasi yayoi 090-〇〇〇〇ー××××
携帯の番号を見て麗は立ち上がり
公園の隅の電話ボックスへ、駆け出した