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第11章 第11章 麗と弥生
「 少し待ってて 」

弥生は拓哉に声を掛け麗を連れ、店内に最初に
向かったのは若者向けの衣料品店、何着かのシャツと
スカート、ジーンズを購入して、次に下着売り場へ
何枚かの下着を並べ、弥生が白い薄手のパンティーを
広げ麗にみせて、これを履いて男を・・・
初めて麗の顔に笑顔が零れ、弥生はこれなんかと
幅広の叔母さん下着を見せて来た、

・・・バカ・・・

ティーバック、総レース下着、紐パンティーと
体に当てて、麗が嬉しそうにはしゃぐ姿を見て
弥生は笑みを浮かべていた
麗の下着を何枚か購入して駐車場へ戻り

「 お待たせ! 帰ろう!! 」
車は拓哉の自宅へ向かう為、高速を走り続け
拓哉が案内の看板を見て、

「 少し休憩を、取ろうか? 」
車をサービスエリアの駐車場に止め、トイレと
前を押さえながら走りだした、
直樹と3人でドライブインのテーブルに座り
珈琲を注文して、テーブルに4つのカップが
置かれた時に拓哉が直樹の横に、音を立てて座り
弥生と麗を見て来る

「 麗、高校時代の同級生、 」
拓哉と直樹に紹介した、拓哉も直樹も頭を下げただけで
話しが続かない、微妙な沈黙がテーブルに流れ
弥生はお土産売り場の会計に目を向けた

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