この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Enter を 押した時・・・・
第12章 第12章 由香
「 麗さんが洋子さんと暮らし始めたから
  寂しかったの、直美さんが来たから嬉しいは 」
少しお道化て啓子が麗を見て来た

「 だって、弥生の家にお世話に成って居ると
  あの二人、凄い我慢していたと思うんですよ 」
麗は少し本音を漏らして、聞いていた孝明と誠が
苦笑いを浮かべ、 

「 何? 私の事を話してるの? 」
弥生が陽子と連れだって食堂から出て麗を見た

「 陽子さん! 麗が飛びつく様に近付き 」
弥生は二人を見て

「 お部屋整理できた? 」
二人が頷き 陽子は啓子を見て頭を下げ
雨の夜を思い出した
 
強い雨の降る中、傘も持たずアパートを飛び出して
誠に連れられて来た旅館、入り口で啓子が迎え
何も言わず露天風呂へ、

・・・昨日は 過去・・ 過去なのよ・・・
・・・今が 大事なの そうよね麗さん・・
・・・私も 弥生に助けられて 半年前に来たの・・・
・・・良い処よ 此処は 暫く一緒に居ません・・・・

その時の啓子の優しい眼差しと、何も言わず
只見つめていた、弥生と麗の姿・・・・

啓子の勧めで旅館を手伝い始めて1か月が過ぎた時
客室の掃除をしていた洋子の傍に、麗が入り口から
入って来て、突然

「 洋子さん 一緒に住みません? 」
洋子は麗が突然申し出て来た言葉に目を丸くして
麗の顔を見直した

「 今、弥生の処に住んでいるんですが
  拓哉の家・・・ 弥生と拓哉の寝室が
  隣の部屋なんです・・・・ 」
少し口籠った後、恥ずかしそうに小さく言って来た
それから1か月後 今は住んでいない家をリフォームして
弥生と麗の同居生活が始まっていた
/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ