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第13章 第13章 直美
スタート画面に戻した蒼汰は、またコントローラーを
握って、画面に集中していた、 

直美は冷蔵庫の中を開け、目の前に缶ビールが並んでいる
1週間経った冷蔵庫の中は、いろいろな物がラップに
包まれ乱雑に入れられて、下段に奇麗に並べられた
缶ビールを見て、上段にお肉が2つほどパックのまま
入っているのを見つけて、一つを取り出して調理台に置き
野菜を探した、冷蔵庫の野菜室の中に、萎びたキャベツと
玉ねぎ、にんじんを見つけ、取り出してキャベツを
ザク切りにして、水の張ったボールに入れ、お味噌汁の
準備をして、お米を炊こうと電気窯を開けて、息を飲んだ
何時炊いたご飯だろう、叔母たちとの食事を思い出すと
毎日、お弁当を買って来て食べていた事を思い出した、
美奈を病院へ連れて行った日? 直美は御釜の中の
ご飯を捨てて中を奇麗に洗い、どれ位の量を炊こうか
考えてしまった、蒼汰と自分の分だけなら3合で良い
叔父たちが帰って来て食べる事を考えて、直美は
5合のお米を用意して、御釜のスイッチを入れ、
味噌汁を作り始める、キャベツと玉ねぎを入れた
野菜炒めと味噌汁を作って、テーブルに並べて
蒼汰と二人食事を始めた、
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