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第13章 第13章 直美
1階が騒がしく成り、直美を呼ぶ声に降りて行く
梨沙が咥え煙草で テーブルの上のビニール袋を
顎で指し お弁当を買って来たよと猫なで声で
言って来た、蒼汰と二人で夕飯は食べて
ご飯も残っていると伝えると、見る見るうちに
表情が変わり、

「 せっかく買って来たのに!! 」

そう言うと立ち上がり 買って来たお弁当を抱え
キッチンのゴミ箱へ音を立て投げ込んだ

・・・ ゴメンナサイ ・・・・

直美は涙を見せ 謝るが 梨沙は不貞腐れた表情で
横を向いたまま黙り込んでいた 直美はもう一度

・・・ ゴメンナサイ ・・・・

謝ると2階に駆け上がり、太一達が入浴を終わらせるのを
待ち続けた、1階の物音が聞こえなく成り直美はドアを開け
静かに降りて行く、浴室の明かりが消えているのを見て
ほっと胸を撫で下ろして浴室へ入って行った、
濡れた床を散らばったタオルで拭き上げ、洗濯機へ入れて
服を脱ぎ、下着と一緒に洗濯機へ入れスイッチを入れ
浴室の中に、シャワーの線を捻り頭から被って行った
体を洗い終わり、シャワーを浴び続け、少し体が温まった処で
浴室から出て手早く下着とパジャマを着て、自分の部屋へ
向かった、両親が使っていた寝室を通り過ぎようとした時
動物の鳴くような声に足を止めて回りを見回す
子猫が、子犬が甘えた様な声が両親の寝室から聞こえ
直美は慌てて階段を駆け上がり ベッドに飛び込んで
激しく脈打つ心臓の鼓動を収めようと、息を吐き出した
クラスの女の子の中には、体験した事を得意そうに話す娘も多く
皆の後ろで直美もそれを聞いていた、しかし聞くのとは違う
実際の物音を聞いたショックに、直美の頭の中は
混乱していた、心を沈め

・・・明日はセンター試験、頑張るね、美奈・・・

クマさんを抱きしめて 直美は眠ろうと努力を続けた
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