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バーチャルお見合いシステム
第6章    (2)サトシキャンセラーの恩恵
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午後4時、リエとヨシトは、バーチャルエッチを終えた。
「ああーッ!3か月間、めちゃくちゃ気持ち良かったーッ!リエ、ありがとーッ!」
「ヨシト、あたしもめちゃくちゃ気持ちよかったよ~♡ありがとね~♡」

バーチャル空間では、3か月ぶっ通しで居たわけではない。
リアル1時間ごと、つまりバーチャル2週間ごとにリアルに戻り、水分を取ったり、トイレに行ったり、食事をしたり、した。
4月のバーチャルお見合いシステム実装時には、ついついリアルを忘れ没頭したカップルが少なくなく、リアルに戻った時はのどがカラカラ、おなかがすきまくり、さらにカップルが寝ころがっていた場所は大小便まみれになっていたということだ。
カップルの中には、リアルで2人とも意識不明の重体になって搬送された例もある。リアル身体を4日間放置してしまったのだ。バーチャルだと、4年間に当たる。

「じゃ、サトシキャンセラーのことを皆に知らせるね」
リエは、学校裏サイトに掲載した。瞬時に、その中学校の全生徒に知れ渡った。


翌日、リエとヨシトは、この日も登校した。
この日も、バーチャルエッチを楽しむ予定だ。
ただ、もう一つ登校の目的があった。生徒カップルたちが手をつなぐ場所を提供するためだ。
この日に活動の無い部活の部室小屋3つが、提供された。

リエは、ヨシトとバーチャルエッチをする前に、面談室をそっと覗き見た。
この日は、サトシ先生の面談3日目。
イスが2つ並んで置いてあり、そこにサトシ先生と女子生徒が並んで腰かけ、目を閉じて手をつないでいるのが、見えた。
女子生徒は、背が中低いぽっちゃり体型の巨乳の子。へべれけエロ酔い顔をしていた。
『いいなあ~、お乳を吸われたり、クンニしてもらってるんだろな~』

2日目のバーチャルエッチの前、リエはヨシトに
「お乳を吸って」
「クリトリスをナメて」
と頼んでみたが、いざエッチをすると前日と同じ、いきなり挿入ズコズコ突きばかりだった。

昼休み、リエは部室小屋を見て回ったが、3つある部室小屋のそれぞれに1カップルずつが入っているだけ。
妊娠や性病の心配がないバーチャルエッチといえど、肉感を伴うので、さすがに中学生にはハードルが高いのだ。
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