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バーチャルお見合いシステム
第13章      (3)中2男子タカシとAI女性25歳<ム・ツ・ミ>
しかし、タカシには違和感があった。
<ム・ツ・ミ>は、確かに顔の表情を微笑ませ、動きもリアルそっくりなのだが、言葉を一言も発しないのだ。
言葉を発しなくてもよい、せめて悩ましい声
「アンアンアンアン♡アンアンアンアン♡アンアンアンアン♡」
を発してほしいが、それもない。
要するに<ム・ツ・ミ>は、肉感がありリアルのように動くというだけの、文字通りのセックスドールだった。

ただ、男子の性欲というのは単純というか、ぶっちゃけチンポを肉感で刺激さえすれば満足という面がある。
肉感そっくりのドールがバカ売れするのが、それを物語っている。
性犯罪者がよくやらかす、女子に酒を飲ませ泥酔させてレイプするという事件も、この男子のチンポに特化した性欲の現れだ。
女子が言葉を発しなくても、男子は興奮してしまうのである。

タカシも違和感を感じたが、それだけで終わり、再び黙々と<ム・ツ・ミ>のグラマーな裸身をむさぼった。
タカシは<ム・ツ・ミ>のスイカップをさんざんにしゃぶった後、<ム・ツ・ミ>の腰、おなかに唇を伝わらせ、そして<ム・ツ・ミ>の両太ももを両手で左右に押し広げ<ム・ツ・ミ>のパイパンツルツル股間に顔を埋めた。
<ム・ツ・ミ>のクリトリスを舌でピチャピチャとナメまわすと、<ム・ツ・ミ>はあごを上げ爆乳裸をのけぞらせ、腰をクーっと浮かせ股間をタカシに捧げた。

タカシは、棒状カチカチの鋭角勃起バーチャルチンポを<ム・ツ・ミ>の顔の前に持っていった。
相手が人間の女子なら、ここで
「チンポ、食べていい?」
とか言って、自分からチンポをくわえてくれるだろう。
しかし<ム・ツ・ミ>は、タカシのチンポを微笑んで見つめたまま微動だにしない。
じつは、この<ひとりチンマン>のAI男子女子にはある仕様が設定されているのだが、タカシは気づかない。まあ、たぶんほとんどの男子が気づかないと思うが。

タカシはしかたなく、バーチャルチンポの亀頭を<ム・ツ・ミ>の口にくっつけた。
すると<ム・ツ・ミ>は微笑みながら、唇を動かしチンポをパクッとくわえ、ちゅぷちゅぷ、じゅぶじゅぶ、ずぼずぼ、と美味しそうにしゃぶってくれた。
「うおおおおーッ!気持ちいいーッ!」
こんなふうにAI女子<ム・ツ・ミ>は、こちらの動きにはリアル激似で反応してくるのだった。
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