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バーチャルお見合いシステム
第13章      (3)中2男子タカシとAI女性25歳<ム・ツ・ミ>
リアル時間とバーチャル時間の進みが違うことを知ったタカシは、再び<ひとりチンマン>を起動した。
<ひとりチンマン>も、通常のバーチャルお見合いシステムと同じくリアル2時間ワンセット(バーチャル1か月)で、リアル2時間経過で自動的にリアルに戻る仕様だ。この仕様は、当初ぶっ通しでやり続けリアル身体が悲惨なことになったことから、導入された。
タカシはその後、2時間ごとに休憩を取りながら、<ム・ツ・ミ>のスイカップ爆乳裸をえんえんと犯しまくった。

その翌日9月4日、タカシは学校を休んだ。
一晩じゅう、翌日の昼まで<ひとりチンマン>をやりまくっていたからである。
ただこの日は、学校は臨時休校になっていた。タカシと同じく一晩じゅう<ひとりチンマン>をやりまくった者が、続出していたのだ。

午後3時に起き出したタカシは昼食(朝食を兼ねていたからブランチか)を取ると、自室へ。
再び<ひとりチンマン>を起動したかと思うと、違う。
なんと?勉強をやり始めた。
タカシは、普段勉強が嫌いだ。どういう心境の変化だ?

『ムツミとはバーチャル1年間(リアル24時間)やりまくったし、もう満足だ』
<ム・ツ・ミ>に対しては、情は湧かない。言葉を発しないし、自分から動かない。人間ではなく、ドールそのものだった。

次の日9月6日の抜き打ちテストで、タカシは自己最高の95点をたたき出した。
なぜか頭がスッキリしていた。
クラス全員の成績が、急上昇していた。
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