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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第8章 アイスクリームとUFO
「もう…ほんとに強引なんだから……」

二人の間の肘掛けなんて当に上げてしまっている。
下半身を1枚の膝掛けで隠しながらワタシはぴったりと寄り添っていた。

ガタンと揺れて列車が動き出す。
もう誰も立っている乗客はいない。
通路を挟んで隣は空席だった。
前には中年の男性が一人で座っている。
スーツ姿を見ると出張なのか?
真後ろには老夫婦らしきカップルが仲良さげに語らっていた。

「天音…旅行、楽しもうね……」

美海さんが太腿撫でながら、開きなさい…と力を込めてくる。
わかってる…と応じていく。

「いい子……」

「抵抗するわけないでしょ……」

天音の返事に微笑みながら、這わした内腿を撫でていく。
私の言い付け通り…ニーハイのタイツを履いてる天音。
その境目を指先でなぞると、擽ったい…と甘えた声を漏らした。

【可愛い……】

「じゃあ、気持ちいいところ触ってあげる……」

天音は私の右腕にしがみついている。
肘から先が自由に蠢く。
地肌の内腿を撫で、爪を優しく這わせながら付け根へと近づいていく。

「ぁぁ…美海さん……」

だめとは言わないんだね。
中指がクロッチへと到達した。

「いつから?…」

「わかんない…ずっと前から……」

膝掛けがもぞもぞと動いてるのは、
私が中指を折りながらクロッチを撫で上げるから。

「これは何?……」

天音は頬を肩に押しつけながら囁く。

「…っ…ん、クリトリス……」

指先が円を描いていく。

「硬いのはなんで?……」

「…っ…気持ちいいから……」

走行音に寄り添った私たちの声は私たちだけのものだ。

「ワタシも触りたい……」

「ええ?…私は通路側だからバレちゃうよ……」

「いいじゃない…別に痴漢するわけじゃないんだから……同意のプレイだよね……」

私はカットソーにミモレ丈のスカート…ジャケットは窓側のフックに掛けていた。
天音の手がカットソーの裾から入ってくる。

「こら…下じゃないの?……」

もぞもぞとカットソーの胸元が動いてる。
右の膨らみが不自然に大きくなっていた。

「ワタシも下触ったら膝掛け落ちちゃうでしょ……」

レースのブラだからすぐに探り当てられてしまう。
指先が蠢くとレースのざらつきに快感が拡がっていく。

「…っ…もっと優しく…声出ちゃうでしょ……」

クスッ……

「だぁめ……」
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