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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第5章 お友達
「はい、ありがとうございます……」

ワタシの隣に大空くん、美海さんの隣に大地くん、
ワタシ逹は向かい合う席。
きっと普段ここに旦那さんが座っているんだろう。

【ちゃんと知ってますよ……旦那さんとは一昨日楽しんだんですよね……寝バックで逝けたんでしょ……そのうちワタシが添い寝バックもしてあげるから……】

「天音ちゃんお酒は?……ビールとワイン買ってあるけど……」

「うれしい…けど……後で大空くんと大地くんと遊びたいし…今日はやめておきますね……」

「そんなこと気にしないでいいのに……」

「やだっ…天音ちゃんと遊ぶの……」

「そうだよ…天音ちゃんと遊ぶぅ……」

「ご指名いただいたので……」

ワタシは苦笑しながら、隣の大空くんの頭を撫でた。

楽しい食事だった。
ビーフシチューは大人用と子供用を用意してくれていて、その心遣いも嬉しかった。
美海さんもよく笑ってくれた。

食後はSwitch大会となった。
テニスはワタシと大空くんペアの圧勝で、バレーボールは美海さんと大地くんに競り負けてしまった。

「これ、けっこうきますね……息上がっちゃいますよ……」

「子供逹は疲れ知らずだからね……なんならお風呂入ってもいいわよ……」

「ねぇ…シュークリームは?…」

大空くんがお土産を思い出してしまったようだ。

「うーん、だめよ……もう寝る時間でしょ……」

「えぇっ…シュークリーム食べたいぃ…」

もう9時を回っていた。

「大空くん、大地くん…一緒に寝よっか?……」

私は天音さんの申し出に驚いた。

「そんな悪いから……」

「いいじゃないですか……ほら、二人とも歯を磨いてお布団いこう……」

「はーいっ……」

「もう…二人とも天音ちゃんの前ではほんとにいい子なんだから……さ、早くしないと天音ちゃんが帰っちゃうよ……」

ワタシはそっと美海さんに耳打ちした。

「二人が寝たら少し飲みませんか?……」

美海さんは恥じらうように小さく頷いた。

歯磨きを終えた二人と子供部屋に移動する。
美海さんはキッチンでツマミを用意してくれている。
Switchの効果はあったようだ。
手渡された絵本を読んでいくと、程なくして二人とも寝てくれた。

「美海さん…二人とも寝ましたよ……」

「ほんと…ありがとう……いつもは私がいないとなかなか寝つかないのに……」
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