この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第5章 お友達
柔らかな舌先が私の唇をなぞっていた。
【目…開けてるの?…閉じてるの?……視ていい?……】
思っても開けられなかった。
もし天音ちゃんが目を開けていたら、顔から火が出てしまう。
どうしてこんなに優しく舐められるのだろう。
【え?…延長?……】
私にだって5秒どころか10秒もとっくに過ぎてることは解っていた。
彼女の離れた唇が濡れている。
「…ぅん……いいよ……」
女友達のじゃれ合いに過ぎない。
嫌悪感なんて微塵も感じない。
それどころか…唇を舐められた続きの方が気になって仕方ない。
【舌も挿れるの?……】
「…っん……んんっ……」
ワタシは背凭れに左手をついて、右手はしっかりと指を絡ませたまま…再び唇を重ねていった。
唇で唇をそっと開いていく。
するりと舌を伸ばして…一瞬歯に触れると…美海さんは慌てて開いていく。
【受け入れてくれてありがと……】
「はぁぁっ……」
と、互いに呼吸を併せて…
美海さんの舌の上をワタシの舌が伸びて巻き込むように右に傾く。
舌の裏側から持ち上げるよう回り込むと…ほら…彼女も応えてくれる。
上唇と下唇の真ん中だけを触れ合わせながら、ワタシ達は口を開いて…舌を絡め回し合っていく。
ワタシが美海さんの舌を押し込み唇を閉じると…彼女がワタシの舌を吸い…また唇を触れさせる距離で開き絡めると…今度は彼女の舌を巻き込み出してワタシがねぶっていく。
【気持ちいい?……たのしいねぇ……ずっとしていたいと思うよ……】
「……っん…んふっ……ん…ちゅ……ぁむ……ぁ……んくっ……ちゅ……んぁ……」
色気ついた吐息と…舌を絡ませ吸う音……それがずっと続いていく。
私は夢中になっていた。
啄み、吸いつき…導かれるままに舌を絡め…言われてないのに…「今吸って…」「今こっちに来て…」「もっと深く絡めて…」が全部伝わってきた。
【甘い…フルーツとチョコレートの残り香?……こんな甘いキス……】
唾液そのものが甘いと思った…。
【凄く熱くなってる……可愛いなぁ……美海さんを独占したくなっちゃう……】
没頭するキスの中…預けた背中がソファから落ちていく。
腰が迫り出す。
彼女の膝の間についたワタシの膝が凄く熱を感じていた。
「はぁっ…ふぅ……ぁは……美海さん……大丈夫?……」
ようやく唇を離して…美海さんを覗き込んでいく。
【目…開けてるの?…閉じてるの?……視ていい?……】
思っても開けられなかった。
もし天音ちゃんが目を開けていたら、顔から火が出てしまう。
どうしてこんなに優しく舐められるのだろう。
【え?…延長?……】
私にだって5秒どころか10秒もとっくに過ぎてることは解っていた。
彼女の離れた唇が濡れている。
「…ぅん……いいよ……」
女友達のじゃれ合いに過ぎない。
嫌悪感なんて微塵も感じない。
それどころか…唇を舐められた続きの方が気になって仕方ない。
【舌も挿れるの?……】
「…っん……んんっ……」
ワタシは背凭れに左手をついて、右手はしっかりと指を絡ませたまま…再び唇を重ねていった。
唇で唇をそっと開いていく。
するりと舌を伸ばして…一瞬歯に触れると…美海さんは慌てて開いていく。
【受け入れてくれてありがと……】
「はぁぁっ……」
と、互いに呼吸を併せて…
美海さんの舌の上をワタシの舌が伸びて巻き込むように右に傾く。
舌の裏側から持ち上げるよう回り込むと…ほら…彼女も応えてくれる。
上唇と下唇の真ん中だけを触れ合わせながら、ワタシ達は口を開いて…舌を絡め回し合っていく。
ワタシが美海さんの舌を押し込み唇を閉じると…彼女がワタシの舌を吸い…また唇を触れさせる距離で開き絡めると…今度は彼女の舌を巻き込み出してワタシがねぶっていく。
【気持ちいい?……たのしいねぇ……ずっとしていたいと思うよ……】
「……っん…んふっ……ん…ちゅ……ぁむ……ぁ……んくっ……ちゅ……んぁ……」
色気ついた吐息と…舌を絡ませ吸う音……それがずっと続いていく。
私は夢中になっていた。
啄み、吸いつき…導かれるままに舌を絡め…言われてないのに…「今吸って…」「今こっちに来て…」「もっと深く絡めて…」が全部伝わってきた。
【甘い…フルーツとチョコレートの残り香?……こんな甘いキス……】
唾液そのものが甘いと思った…。
【凄く熱くなってる……可愛いなぁ……美海さんを独占したくなっちゃう……】
没頭するキスの中…預けた背中がソファから落ちていく。
腰が迫り出す。
彼女の膝の間についたワタシの膝が凄く熱を感じていた。
「はぁっ…ふぅ……ぁは……美海さん……大丈夫?……」
ようやく唇を離して…美海さんを覗き込んでいく。