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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第6章 蜜月
【だからって…お願い……やめて……】

揉みながら指先を這わせる。
人差し指で乳首を捉えていく。

【もうこんなにして……】

人差し指の腹で左右に乳首を傾けていく。

【どんどん硬くなるよ……】

美海さんは刺激を誤魔化すように大地くんの肩を優しく叩いてる。
ワタシも同じように大空くんの肩をポンポンとしながら、人差し指と中指で乳首を挟んでいった。
そして、指を前後に蠢かせて乳首を捏ねる。

【ほら、また硬くなった…もうビンビン?…もっと尖ったりする?……】

それを確かめようと、親指と人差し指で摘まみ直していく。

私は唇を噛むように天音ちゃんを見つめる。

【お願い……許して……それ以上は声出ちゃう……】

子供達に囲まれるような状況で声を出して抗うことも、ましてや跳ね退けることもできない。
視線で訴えても、天音ちゃんはしっかりと子供達の様子を伺いながら…私を嬉しそうに見つめ返してくる。

【天音ちゃんは…ドSなんだ……私が困るのを…感じるのを視て楽しんでる……】

そう思うと私はよけいに火照っていく。
歳上の夫は私の前ではちょっと子供っぽいところがある。
だから、どうしても家庭では私がリードするような立場になりがちだった。
見た目も、言葉遣いもあるんだと思う。
友人達からもSっぽいよねって言われてきた。

【でも、真実は私はMなんだ……天音ちゃんはきっと見透かしてる……だからこんなことして……こんなにも楽しそうなんだ……】

摘ままれた乳首はもうこれでもかと尖っている。
細い指先が優しく捻ってくる。
本当に絶妙だった。
声を出したいのに、我慢できてしまうギリギリの快感。

【美海さんって本当に解りやすい……堪らないって顔に書いてあるよ……】

ワタシはまた耳に口を着ける。
舐めると声を出すからしてあげない。

「舌出して…いい?…舌先だけ……吸ったり深いのはだめだからね……ほら、こっち向いて……」

美海さんは静かに頷いた。

大丈夫、もう少しでアニメは終りそうだ。
一番いいところを子供達が見逃すはずがない。

耳から口を離すと美海さんは蕩けた表情でワタシを視る。
ワタシが舌を差し出すと、美海さんも舌を出してくる。

互いに尖らせた舌先をツンツンと触れさせていく。
念のため子供達をまた確認する。
エンディングの音楽が流れるまで舌先だけをじゃれつかせていった。
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