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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第6章 蜜月
二人の怪獣に膝枕をしながら、そっとじゃれ合う時間を過ごすと、テーブルの後片付けを手伝ってワタシは退散することにした。
今日は鯖の煮付けらしい。
「じゃあ…美海さんまたです……大空くんと大地くんもまた遊ぼうね……」
「うん…また……あ、私は木曜日大丈夫だから……」
天音ちゃんは、最後の言葉に返事をくれず笑顔で玄関のドアを閉めていった。
何も知らない夫が出張先からお土産を持って帰ってきた。
ちょっと疲れの色が見えるのに、彼は子供達と私に笑顔で接してくれる。
ちょっと、胸が痛んだ。
【ごめんね…仕事頑張ってる最中に私は天音ちゃんと……】
比べなければ浮気じゃないと天音ちゃんは言った。
ちょっと比べてた。
でも、天音ちゃんに言われてからは比べてなかったと思う。
比べなかったというより、忘れてた。
【だからごめんね…浮気じゃないから許してね……私が愛してる男はあなただけだから……】
夜、身体が疼いて仕方なかった。
子供達を寝かしつけて、夫婦の寝室に行くと夫は眠っていた。
やはり疲れていたのだろう。
私は起こさないよう、そっとベッドに入っていく。
夫の幸せそうな寝息を聞いて、またそっと背中を向けた。
【天音ちゃんの嘘つき…もうソロはさせないって言ったくせに…木曜まで会えないんでしょ……明日にでも…今すぐにでもしたくなってるんだよ……】
子供達と密着してる最中の乳首弄りと舌先だけのキス。
興奮し、感じさせられただけの時間だった。
夫のに触れてみようかと思った。
もう一度、寝返りをしてみたがやめておいた。
悶々としながらも、いつの間にか眠りに落ちていた。
月曜日の朝はあわただしく時間が過ぎる。
独り暮らしの簡単な朝食を済ませ、メイクをしてパンツスーツに着替えると私は玄関のドアを開ける。
隣人宅の玄関ポーチに支線を送ると、やっぱりそこにいた。
「美海さん…おはようございます……」
「おはよう…天音ちゃん……」
ワタシはエレベーターではなく、隣のポーチへと歩みを進める。
ポーチの格子扉越しに美海さんと向き合うと、頬に手をあて唇を重ねていく。
美海さんはちょっと驚いて身を強ばらせるけど、舌を挿れたら絡み返してきた。
ほんの数秒のキスを解くと恥ずかしそうに言う。
「だめだよ…こんなところで……誰かに見られたらどうするの……」
困って照れる顔が最高に可愛い。
今日は鯖の煮付けらしい。
「じゃあ…美海さんまたです……大空くんと大地くんもまた遊ぼうね……」
「うん…また……あ、私は木曜日大丈夫だから……」
天音ちゃんは、最後の言葉に返事をくれず笑顔で玄関のドアを閉めていった。
何も知らない夫が出張先からお土産を持って帰ってきた。
ちょっと疲れの色が見えるのに、彼は子供達と私に笑顔で接してくれる。
ちょっと、胸が痛んだ。
【ごめんね…仕事頑張ってる最中に私は天音ちゃんと……】
比べなければ浮気じゃないと天音ちゃんは言った。
ちょっと比べてた。
でも、天音ちゃんに言われてからは比べてなかったと思う。
比べなかったというより、忘れてた。
【だからごめんね…浮気じゃないから許してね……私が愛してる男はあなただけだから……】
夜、身体が疼いて仕方なかった。
子供達を寝かしつけて、夫婦の寝室に行くと夫は眠っていた。
やはり疲れていたのだろう。
私は起こさないよう、そっとベッドに入っていく。
夫の幸せそうな寝息を聞いて、またそっと背中を向けた。
【天音ちゃんの嘘つき…もうソロはさせないって言ったくせに…木曜まで会えないんでしょ……明日にでも…今すぐにでもしたくなってるんだよ……】
子供達と密着してる最中の乳首弄りと舌先だけのキス。
興奮し、感じさせられただけの時間だった。
夫のに触れてみようかと思った。
もう一度、寝返りをしてみたがやめておいた。
悶々としながらも、いつの間にか眠りに落ちていた。
月曜日の朝はあわただしく時間が過ぎる。
独り暮らしの簡単な朝食を済ませ、メイクをしてパンツスーツに着替えると私は玄関のドアを開ける。
隣人宅の玄関ポーチに支線を送ると、やっぱりそこにいた。
「美海さん…おはようございます……」
「おはよう…天音ちゃん……」
ワタシはエレベーターではなく、隣のポーチへと歩みを進める。
ポーチの格子扉越しに美海さんと向き合うと、頬に手をあて唇を重ねていく。
美海さんはちょっと驚いて身を強ばらせるけど、舌を挿れたら絡み返してきた。
ほんの数秒のキスを解くと恥ずかしそうに言う。
「だめだよ…こんなところで……誰かに見られたらどうするの……」
困って照れる顔が最高に可愛い。