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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第6章 蜜月
「そんなこと…言わないでっ……」

夫と比べるなと言っておきながら、平然とそんなことを言う。
昨夜のことを思い出してしまう。
夫との交わりからまだ半日も経ってないのに、私は隣人の女性に夫を咥え込んだ淫裂を観察されていた。
そして、天音ちゃんの言葉に、またジュワっと溢れさせていく。

「だって…本当に妬けるんだもん……」

ワタシは内腿の付け根を撫で回しながら、両の親指を淫唇まで辿り着かせた。

「…ぁ……だめ……」

美海さんの手がワタシの手首を掴んだ。
恥ずかしいのは本当なんだろう。
けっこうきつく掴まれる。
でも、引き剥がそうというんじゃない。
ワタシの指は自由だ。
添えた親指で割り開いていく。

「凄いっ…中とろとろ……」

縦長の淫裂が菱形に変わる。
朱色の柔肉がぬらぬらと濡れ光り、奥の穴がひくついて、また愛液を溢れさせている。
その様をじっと見つめて…閉じる…また開く…また閉じる…開く…閉じる…開く…。

くちゃ…と音を立て、くぱぁっ、と開くと横に糸を引いていく。

「遊ばないっ…でっ…ぁっ……ぁ……だめ……しちゃ、だめぇ……んんっ……」

「そっか…じゃあ…おしまい……」

「え?…ぁぁ……ぅん……」

どこかがっかりしてる…そんな返事。
ワタシは脹脛のショーツを脚から抜いて、膝の間に身体を入れていく。
美海さんと下半身を重ねて、彼女の肩の上に手をつき見下ろした。

ワタシ達の恥骨が重なりあっている。

「美海さん…すごく熱くなってますね…伝わってくる……火傷しちゃいそ……」

「天音ちゃんだって……」

ワタシはじっと見つめたまま違う話をしていった。

「…美海さん……」

「な、なに?……」

「女同士の愛しかたはワタシが教えてあげる…でも、美海さんは変態だってもう解ってる……」

ワタシは悪戯に微笑む。
彼女は肯定も否定もせずに苦笑いを浮かべた。

「だから…美海さんも好きにしていいよ……」

美海さんの右手を取って、ワタシの左乳房を触れさせていく。

「触りたかったら触って…舐めたかったら舐めて…ワタシ…今は美海さんだけだから…痕を着けてもいいですよ……」

「痕って…キスマーク?……」

私は形のいい乳房を撫でるように感触を確かめ出す。
掌に硬く尖った乳首が転がるのが心地よかった。
天音ちゃんは気持ち良さそうに頷き、微笑みながら続けていく。
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