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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第6章 蜜月
私達はベッドで横たわり、抱き合う。
天音は右膝を股の間に入れて、私の頬を、鼻を…顎をペロペロと舐めていて、擽ったさと照れに私から舌を併せていった。

舌がじゃれ合っていく。
擦り合わせるように回しては、交互に吸い合い…重ね合わせ舐め上げていく。
天音はキス魔だと言っていたが、私も天音の前ではキス魔になっていた。

「…っ…んれっ……自分のマン汁っ…舐めてっ…んちゅ…美味しっ?……」

「……っん…はぁ……美海さんっも……ずっ…アナル舐めっ…んん……た舌…啜ってるよっ……」

そうだった。
でも、平気だった。
私も天音の身体なら隅々まで舐めれる。
いや、あの仕返しは絶対にしなくちゃと思いながら舌を絡め合う。

「…っ…ぁぁ…また……」

「いいの…ワタシと二人の時はずっとこんな感じなんです……」

天音の手が左乳房を揉んでくる。
心地いい快感がまた与えられて、挟んでいた天音の脚に淫裂を擦りつけていく。

汗と体液まみれで絡み合う。
ベッドだって愛液で至るところが濡れている。
その上で二人して、触り合い…唇を舌を舐め、吸い、絡め合うことが至福に思えた。

「また逝きたい?……」

そんなことを囁くと、呆れた顔で天音に見つめられる。

「逝きたいのは美海さんでしょ?……ワタシの太腿にずっと擦りつけてるくせに……」

「だって…天音がずっと弄るからっ……」

クスッ……

「お腹減りませんか?……もうお昼過ぎてるんですけど……」

「え?…そうなの?……あんまり減ってないかな……」

お昼を過ぎてるということは、もう2時間以上ベッドに居るということ。
たくさんしていたような、あっという間だったように思えた。

【でも…もっとしたい…していたい……】

そう思っているのに…

ぐぅぅっ……と、お腹が鳴った。

クスッ……

また天音に笑われてしまった。

「まだ、居られるでしょ?……残り物しかないけど食べましょ……」

【それって…お昼食べたらまたするってこと?……】

「…恥ずかしいっ……私ったら……もぅっ……」

ずっとくっつけていた唇が離れると、天音の膝も抜かれていく。

「うわぁ…べとべとにしてるじゃないですかぁ……」

解ってるくせに、わざとそんな言い方をするんだ。

「天音のせいでしょ……」

私は天音の濡れた膝を舐めていく。
天音は私の頭を優しく撫でてくれる。
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