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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第6章 蜜月
【さてと……】

冷蔵庫から卵と、残り物の焼き豚。
野菜庫から白ネギと、これもサラダに使った残りのレタスを取り出す。

耐熱ボールにジャーからご飯を移して、解いた卵と濃口醤油を加え混ぜ合わせる。
所謂、卵かけご飯を作っておく。
ポイントはお米ひと粒ひと粒まで卵でコーティングしておくこと。

次に白ネギは根を落とし、青い部分を残して包丁を縦に一気に入れていく。
縦に割った白ネギを90度転がして、もう一本縦に切れ目を入れていく。
あとは、根元の方から小口切りにしていけば、白ネギのみじん切りの完成だ。

焼き豚も賽の目に切り、レタスは短冊に切っておく。

中華鍋みたいな深いテフロンパンに胡麻油を熱する。
ニンニクも入れると美味しいのだが、食後のことを思えば今日はやめておくことにする。
少量の豆板醤とみじん切りにした白ネギを炒めていく。
豆板醤は辛味というより少し酸味が欲しいから加える。
焼き豚は温める程度まで炒めると、卵かけご飯を投入する。
卵かけご飯にしていることにより、家庭でもパラパラの炒飯ができるのだ。
ご飯がパラパラになるまで炒めると、少し鶏ガラスープの素を振りかけ、短冊状のレタスを加えて煽り合わせていく。
最後に香りの胡麻油を加え混ぜ合わせると完成。

「美海さん…できましたよ……」

その一言で、美海さんはソファから飛んできた。
戸棚からお皿を取り出すワタシに背後から抱きついてくる。

【こらこら…ハウスと言いつけられてたワンコみたいじゃないですか……ほんと可愛いんだから……】

「天音…料理も上手なんだね…この前のパスタも美味しかったけど…すごく手際よくてびっくりした……」

「だからって…キッチンプレイは今度って言いましたよね?……お皿落としちゃうじゃないですか……」

美海さんの両手はエプロンの隙間からワタシの乳房を揉んでいた。

「だって…裸エプロンの天音が可愛いんだもん……」

「ほんとに変態なんだから……」

「でも、私の為に着てくれたんでしょ?……」

【それはそうだけど……】

美海さんも、ワタシとの時間を愉しめるようになってきたみたい。

「…さ、冷めないうちに食べましょ……続きは食後です……」

「今度は天音をたくさん逝かせてあげるんだからね……」

「はいはい…楽しみにしてますよ……」

お茶と炒飯を持ってリビングに移動していった。
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