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Dear.M ~例えばこんな風に貴女を壊す~
第7章 本気の代償
なんとなくいつもより出勤時間を早くした。
明日まで美海さんに会いたくなかったから。
だって今は苛々してる。
あの大好きな笑顔に誤魔化しのキスはしたくなかった。

仕事が忙しいおかげで日中は考えなくて済んだ。
ここのところ残業続きも寧ろ幸いだ。
美海さんを想ってソロする暇もない。

休みの日は少し遅めに目覚め簡単な朝食を済ませる。
昨夜シャワーを浴びたので今朝は脱ぐだけだ。
ワタシは一糸纏わぬ姿でコーヒーを飲みながら待っている。

インターフォンが鳴った。
ワタシは玄関に向かい、ドアを開く。

「ぁ…おはよう……」

ワタシの姿に美海さんは一瞬驚く。

「おはようございます…一週飛んだだけでなんだか久しぶりな感じがしますね……」

【何を驚いてるの?…したくて来たんでしょ……】

だめだ。
やっぱり苛々が止まらない。
でも、ちゃんと笑顔を作って出迎える。

美海さんはフロントボタンのワンピースだった。
玄関の内側ですぐに唇を重ねる。
感情が溢れてしまう。
啄んだりできなかった。

深く唇を重ねて、啜り上げていく。
熱い吐息を纏わせながら、舌を絡めてボタンを外していく。
美海さんも声を漏らしながら、舌を絡め返してきた。
ボタンを全て外すと、手首を掴んで引き寄せる。
舌を絡め合ったまま、美海さんは靴を脱いでフローリングに上がった。

「ほんとに…厭らしい人妻さんですね……」

「だって…会いたかったの…先週…朝もあんまり会えなかったから……」

天音にボタンを外され、肩からワンピを落とされた。
私は何も着けて来なかった。
はしたないと思われるかもと、最後まで悩んだ。
でも、不完全燃焼に終わった浮気は、ブログに描いても…ソロをしても解消できなかった。

部屋に入ったらすぐにしたかった。
だから、ノーパン、ノーブラで来た。
天音の柔らかい蔑みに身体のスイッチが入れられていく。

「ちゃん言えばいいのに…ワタシの前でまどろこしい言い方しなくていいですよ……」

天音は乳首を弄りながら囁く。
私も天音の乳房に手を這わした。
私よりちょっとだけ大きなおっぱいを掌で撫で回す。
掌にコロコロと転がる乳首がかたくなっていく。

「生理終わってから…ずっとムラムラしてるの……天音とのことが忘れられなくて……天音としたくてしたくて堪らなかった…だから……こんな格好できたんだよ……」
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