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山河学園 学生寮
第26章 新しいセフレと努
悠介「…そっか…分かった…面倒は掛けないよう気をつけるから…彼女優先していいから…そう言う約束で頼む…」

努「…分かった…」

守「よし…努は戻れ…音也も…悠介は残れ…」

悠介「帰れって言われても帰らないし…ちゃんと説明してもらうからね?」

2人を追い出しソファーに座って兄を睨んでいると苦笑され…携帯を渡されて動画再生するよう言われ見たら兄が誰かを抱いている…

守「それ…俺の婚約者…」

悠介「えっ?セフレじゃなく?でも…」

悠介は守が抱いている対応がセフレそのものの対応で相手が婚約者だとは思わなかった…

守「分かったか?お前が心配する必要は全く無い…セフレも数人作る予定だしな…」

悠介「好きな人出来たらどうするの?」

守「それは相当難しいだろうな…見つけるのが…宝くじの方が当たる可能性があるくらいに…」

悠介「それ…探すつもりないでしょう?」

守「クス…ねぇなぁ…面倒くさい…女には困ってない…」

悠介「…そう言う事…なら俺は素直に従う…ただし…ここの学園は兄さんが必ず引き受けてくれる事…俺やらないからね?それも画策してるでしょ?面倒くさいからって…」

守「そこは俺の画策じゃねぇなぁ…爺さんの画策…因みに婚約者も爺さんの紹介だ…文句言いに行くか?」

悠介「…確かシェフ雇ってたよね?」

守「ああ…なんでそんな事聞く?」

悠介「…連れて来て…そいつ使って毒殺しよう…」

守「はっ?バレるに決まってんだろ?」

悠介「バレない…食事の塩と砂糖…毎日少しずつ増やして行けば…あとそこに処理ミスした食材混ぜて行けば半年でボケる…だから連れて来て…兄さんがやらないなら俺が始末する…学園の為に人間を道具にする奴は今の世に要らない…邪魔だ…」

守はゾッとした…悠介は本気でやるつもりでいる…そう思って…

守「…それはさせる訳にはいかねぇ…」

悠介「…いいよ…兄さんは巻き込まない…俺が即始末する…自分の手を汚しても…例え追放されても必ず始末する…老害だ…」

守「…はぁっ…しらねぇからな?あの祖父は妖怪だぞ?」

悠介「知ってる…妖怪退治得意なんだ…任せて…会話聞いてるかもね?身の回り気をつけて?兄さんを道具に使った罪は万死に値する…覚悟して…」
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