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第26章 新しいセフレと努

祖父「見たいだのう…いつから知っておったか聞いたか？」

守「いえ…多分教えてくれません…情報の出先は検討がつきますが…伝家の宝刀抜きましたね…まさか本当に使うとは…」

祖父「さもありなん…今更じゃ…でワシの住まいを指示しおったか？」

守「しませんでした…必要ないと言う事でしょう…身ぐるみ剥がされて住める部屋は決まってます…援助もするなとは言いませんでした…そう言う事でしょう…」

祖父「フッ…隠すつもりは無いバッサリやってくれ…学園に充当なら文句は無い…」

守「…はい…申し訳ありません…」

祖父「フッお前に頼ったのが運のツキじゃ…忘れておった…彼奴についている人間を…」

守「ええ…一生使わない宝刀だったものをぬかせてしまった…」

祖父「引き合わせたのはワシじゃからの…小学生の頃だったかの…」

守「ええ…両財閥のは息子誘拐…一人で連れて帰って来た…どうやったのか…いくら考えても未だわからない…」

祖父「ヌシの頭でわからない事があるのか？」

守「後にも先にもその一つだけですよ…大人になって考えてもさっぱり…」

祖父「悠介の自作自演…」

守「それが一番ですが残念ながらモンテ一族が調べてわからない事を小学生が出来るとは…」

祖父「じゃなぁ…まぁ今回はワシらの失態じゃ…素直に受け止めるしか無い…理事長にもそう報告を…」

守「残念ながらもうその報告は必要ないかと…」

祖父「！！そうか…そうじゃった…」

守「マンションを一つ用意させます…そちらに移って下さい…」

祖父「相わかった…持って行ける物は…」

守「最低限の衣服のみ…あとは差し押さえ…なので…」

一気にしょぼくれた祖父を残し父親にも同じ報告をした…

父親「なるほど…良く半分で収めた…もう全て手遅れかと諦めていたが流石だ…」

守「悠介が折れてくれたのであの二大財閥引き連れて本気で来られたらお手上げでした…そうせずに自ら指示して言ったので俺とは話す気があると…」

父親「それであんな言い方を…」

守「アーロンとモンテが介入しますので絶対隠す事ないよう念押しを…」

父親「…分かっている…親父の財産と他を充当してあとどれくらい残る？」

守「半分以下までとしか今は…」