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第26章 新しいセフレと努

父親「！！そんなに？」

守「ええ…祖父の財産全て没収してますし…」

父親「俺も取られるな…」

守「家は残ります…愛人宅諸々はバッサリ…覚悟して下さい…」

父親「ああ…」

その後理事会と役員会で向こうからの正式文書から負債の8割をそこで充当出来る事が分かり関わった役員及び理事の退職金もそこに補填されていた…その為数名の新しい理事を守の権限で選任した…

アーロン「悠介…あれで良かったのかな？」

悠介「ありがとうございました…」

アーロン「フッ悪役やって…珍しいな？」

悠介「あはは…俺の狙いは一つ…兄さんの婚約破棄だけ…それ以外どうでも良かったんですよ…」

アーロン「守か…うちに欲しいが…」

悠介「おじさん…冗談はやめて下さい…日本の宝をアメリカには渡しませんよ？」

アーロン「おっと…悠介…冗談だ…あと少し残っている負債だが…」

悠介「…クス…いい手ですね？やって見ます…」

悠介はもう一度仮面を付けて祖父の屋敷を訪ねた…

悠介「じいちゃん…ちょっと良い？」

祖父「…なんじゃ？」

悠介「負債の件ですが…残り2割まで減りました…この2割消す方法があります…俺の案に乗ります？」

祖父「！！…ワシに何をさせようと言うんじゃ…金も地位も全て無くなったジジィに…」

悠介「それは自業自得でしょう？若い優秀な人材を欲と学園の為に道具に使った報いが来ただけ…実際に負債は減ったし…欲にまみれた人間は排除するのは道理…犯罪者が権力の座に座る会社や企業は碌なもんじゃありませんよ…まして教育を仕事にする現場に居て良い人間ではありません…おっと…提案は…」

祖父「……良かろう…その案に乗ってみよう…」

悠介「じいちゃん…俺大学生してたいから兄さんと俺を巻き込む話しは二度としないで…父さんにも言って置いて…次は無い…この提案もアーロン家からの提案だから上手く行く…モンテ一族にも目を光らせて貰うことにした…巻き込む人間は容赦しないからね？」

祖父「…良く分かった…言って置く…すまんの…学生生活を邪魔して…」

悠介「兄さんがあのまま結婚とかしてたら一族も学園も踏み潰してたよ？万人と兄さんを天秤に掛けようなんて…許さないよ？」

悠介は駄目押しの脅しを祖父にしてそこを後にした…