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山河学園 学生寮
第33章 大学三年の春
貴文はえっと驚きと怒りの顔を悠介に同時に向けてしまい慌てて顔を下に向けた…

悠介「一度だけチャンスをやる…話しは俺がしてやる…あとはあの子とお前次第…言っとくけど…駄目だったら俺のセフレ にするからな?そのつもりで声も掛けてある…」

悠介の言葉にがばっと顔を上げて思わず胸ぐらを掴んで睨んでしまった…悠介は余裕の表情でその手をゆっくり外し…

ボディブロー1発と頭に拳骨が降って来て膝を付いてしまった…

悠介「ったく…そんな惚れてんなら他の女に引っかかってんじゃねぇ…チャンスはやる…少し強引に取り戻せ…いいな?」

そう言われて座ったまま顔を上げて頷き連絡するから寮のそばで待ってろと言われて悠介が上手く取り持ってくれ無事恵を自分のところに連れ戻す事に成功した…

SEXはまだだったが恵がOKしてくれようやく今日抱ける事になった…

悠介には翌日大学で…

貴文「昨日はありがとうございました…それとこの前はすいませんでした…」

そう言って頭を下げると苦笑して頭を撫でて来て…

悠介「上手く行って良かったな…寮に再度入寮申請を出せ…上手く入れるよう手を打ってやるから…」

貴文「!?でも…悠介さん…秘密なんじゃ…」

悠介「俺は何もしない…お前がただ出すだけ…良いから言う通りしろ…悪いようにはしねぇから…」

貴文「ありがとうございます!!」

悠介「俺は後一年しかこの大学に居ない…アメリカに行く事が春休みに決まった…こっちの様子を知りたい…お前に頼みたいけど…引き受けてくれるか?」

貴文は何度も頷き任せて欲しいと言って悠介と別れた…

何故悠介が貴文を可愛がっているかと言うと高校の時に話しは遡り…一年として入って来た貴文は今のような雰囲気ではなく陰気な感じだった…

悠介が彼女とのSEXが中々上手く出来ずイライラしている中卒業間近の三年の悠介が暇つぶしに図書館に行った時に出会ったのが貴文でその後話しは長くなるが貴文は悠介の信者になるきっかけがあり陰気な感じも悠介の的確なアドバイスて脱却して2年の時に恵と付き合える事になった…

恩人とも言える悠介と別れた彼女がいる大学に入学したがまた陰気な雰囲気を纏わせ始めた頃悠介から取り持ちの話が来て貴文は悠介の為なら何でもすると言うくらいに感謝していた。
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