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山河学園 学生寮
第35章 四月…アメリカ渡米と新しい生活
合意していたので上手く祖父を使って余計な事をさせないよう動いている…

そして悠介が大学からも寮からも居なくなった事で少し騒ぎになったが克也が寮内を音也と共に沈めメールを受け取った友人達はブーブー文句を守に言って八つ当たりしている…

そして元セフレ達も驚きはしたが悠介に抱かれていた頃を思い出す…が1人として恨む相手を作っていない上全ての相手に夢中になれる相手を作ってくれたと感謝するほどだった…

悠介が住んでいた部屋は麻里亜の彼氏が入寮してそこに入っている…隣は貴文で同期で仲も良く麻里亜の件で恵に頼まれた頃から仲良くなって今や親友と言って良い関係で悠介に大恩があると勉学に励み彼女に溺れている似た物同士だった…

悠介は様々な国から来ている大学で講義を受けていた…周りは兄レベルとは行かないがそれに類する人間もいるようでここでは女を漁るより友人を増やす方が良いと交友関係を広げて行く事にした…

そんな中に日本人も居て始めに同郷だと言う親しみ易さから初日から良く話すことが増えていた…

信「そう言えば君がインターンに行ってる企業にここの学生2人…同じところで仕事をしているらしいよ?歳は一つ上の女の子ともう1人は一つ下後輩らしい…」

悠介「へぇ…あそこにインターンで行けるとは凄いな…」

信「クス…君も行ってるじゃないか…俺も行きたいくらいなのに…」

悠介「ああ…俺のは実力じゃないんだ…コネ…だから…」

信「そんなコネどこに持ってたんだよ?普通あり得ないんだけど?ここでコネとか…実力主義国家だよ?ここは?」

確かにその通りだったがコネ以外に言葉が無く苦笑いで誤魔化すしかない…

御曹司と義兄弟だと言う事は伏せ知っているのは3人と守だけ…3人の家族さえ知らない…

悠介は必要な講義を受けた後車で会社に…

アレックス「追加でこれらも処理して下さい…」

そう言ってUSBを渡され中身を見て…

悠介「…これ冗談?いくらなんでも…多すぎない?」

案件の名の付いたファイルがスクロールできるほど羅列されていた…

アレックス「時間は二年なので…上から締め切りが早い順になってます…もちろん貴方だけでとは言いませんので部下を3人用意します…使って下さい…会長の指示なので…」
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