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山河学園 学生寮
第36章 守の結婚
悠介「残念ながら…祖父が連れて行ってしまいました…しばらく離れてくれません…次回もう一度呼ぶのでその時に…それと祖父を日本に…」

そう言って数枚の用紙を見せて会長が頷き…

会長「いいだろう…今なら喜んでサインするだろう…いいタイミングだ…」

悠介「はい…それとジョンが…」

会長「はははッ女の子紹介か?君にもと必死だよ…」

悠介「…なんとかして下さいよ?仕事の邪魔で困ってます…」

会長「そう言われてもなぁ…まぁここに居る間はなんとかする…外は私の管轄外だ…自分でどうにかしてくれ?」

悠介「はぁっ…今日翠さんはどこに?」

会長「妻とワインの試飲会に出席している…」

悠介「後で会いたいと伝言お願いして良いですか?」

分かったと頷くのを見て悠介は夜まで仕事をして翌日は珍しく休みを取った…

ひ孫の翔と愛莉は取られたが守は連れ出す事に成功した…

悠介「お祖父様を日本に戻します…これにサインして貰って下さい…」

そう言って契約書を見せた…

守「!!…おい…」

悠介「…老害は消えて頂かないと…ひ孫が居る…今なら同意するはずです…学園から一切の手を引いて頂きます…これは会長とヨーロッパの社長の総意です…しない時は覚悟して下さい…」

守「…俺に言えと?」

悠介「いえ…兄さんにそんな事させません…親父から引導を…俺達は見てるだけ…速やかにサインしてこちらに返送お願いします…」

守「…他にも何かあるからここに呼んだんだろう?」

悠介「あはっ…流石兄さん…音也さんと友美をこっちに頂けないかと…あと克也と聖さんも…こっちは言えば喜んで来ます…問題は音也さんと友美…兄さん…なんとかならない?」

守「後の二人は分かった…音也に何を?」

悠介「あと数ヶ月でアメリカからヨーロッパに行くけど…ここの仕事がどうしても終わらない…代理をお願い出来ないかなと?」

守「代理?そんな甘い仕事してねぇだろ?音也はまだ学生だぞ?」

悠介「俺…後輩なんだけど…」

守「…一応聞いてはやる…当てにするなよ?それで愛莉が見たかったんだろう?あれで良かったのか?」

悠介「うん…昔空港で声を掛けて来た人なんだ…あの人…」

守「空港?なんでそんなところで…」
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