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第37章 ヨーロッパへ

バカンスから戻った悠介は大学の勉強をそこで先取りして来たらしく…

仕事に更なる時間を使うようになったが女を抱くのを珍しくやめてしまった…

悠介「悪いけど…あとを頼むね…指示した分だけ終わらせて…」

そう言って帰宅したと報告が来て心配になったカルロと父親は様子を見に行くよう妻と早苗に頼み行くとベットで荒い息をして寝ている…

早苗「！？あっ…凄い熱…」

妻「まぁ…大変…とりあえず病院に連れて行かなきゃ…」

すぐに社長であるロイに連絡して事情を説明した後迎えに来た秘書2人に運ばれて病院で点滴と注射を打ち一晩泊まって翌朝目覚めた悠介は…

悠介「…？あれ？確か…」

妻「悠介…目が覚めた？貴方…無理しちゃダメよ？昨日様子を見て来てって頼まれて行ったらベットで苦しそうにしててびっくりしたわ…」

悠介「…すいません…休み中…油断した見たいです…ここ病院ですよね？」

妻「ええ…熱が下がったら帰って良いと聞いてるから…とりあえず家に来なさい…仕事も学校もだめよ…」

そう言われて体調管理をミスした自分が悪いと素直にそれに従って2日カルロの実家で過ごす事になった…

社長「アメリカでは一度も休まずやって来たんだ…もう少し力をセーブすることも覚えなさい…心配したよ…」

悠介「すいません…ご迷惑をお掛けして…二度と無いようにします…数年ぶりに寝込みました…ところで仕事は…」

社長「ああ…大丈夫だ…君に付けた部下は皆優秀だ…居なくても分かっている…それにカルロがチェックしに来ている見たいだから…」

悠介「…そうですか…明日仕事に復帰します…」

呆れて悠介を見ていたが行くなとは言わず代わりに数日はここに帰るよう指示した…

素直にお礼を言って数日カルロの実家からの出社で贅沢にも社長の車に便乗しての出社になった…

社長「悠介はパーティーとかには出ないか？」

悠介「社交界って奴ですね…ダンスなんて踊れませんし…周り誰も知りませんよ？」

社長「クス…まぁ…流石にダンスはないよ…君に会って見たいと言う人間は君が思うより多い…表に出てないからな…」

悠介「国内だけですし…こちらの人にはその方が効率的でしょ？」