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山河学園 学生寮
第37章 ヨーロッパへ
カルロは悠介に刺激されまくってどんどん力を付けて行く…年明けには一部門の統括責任者にまで一気に駆け上った…

それに伴い忙しくなり少し疲弊していた…

悠介「そろそろバカンスでも早苗さんと行けば?」

顔を見てそう言うと…

カルロ「行きたいのは山々だけど…これじゃ行けないよ…」

悠介「俺なんて無理矢理行かされる…行きたくないのにさ…」

カルロ「悠介は全然休まないから…休みって聞いてもここに居るだろう?親父も困っていたぞ?」

悠介「やる事無いし…多分そろそろ言われる…その時にカルロと早苗さんも行けるようにごねてやるよ…クス」

そんなの無理だろうと思うが是非頼むとお願いした…

2月の頭…

ビル「えっ?カルロ様と早苗さんを?」

悠介「うん…バカンスに行くけどその2人も連れて行く…行き先は日本…良いよね?社長には俺が言うから…早苗さんの仕事他に割り振って?」

そう言って社長に会う為に席を立って部屋を後にする…

悠介「失礼します…」

社長「悠介か…なんだ?バカンスは行って貰うからな?」

悠介「クス…はい…それでカルロと早苗さんも連れて行きたいんですけど…行き先は日本です…カルロの代理…誰かにお願い出来れば嬉しいんですが…駄目なら俺行きませんから…」

社長「……」

悠介「…良いですよね?」

社長「…1週間はやれん…3日…」

悠介「…4日…お願いします…飛行機往復分の時間…ください…」

社長「…分かった…代わりに悠介…春に呼ばれている社交界にカルロと共に出て貰う…いいな?」

ニヤッと笑いそう告げるのをいやそうな顔をしたが…

悠介「……付いて行くだけなら…あと…俺…踊れませんからね?」

社長「構わない…よし…成立だ…早速人を寄越すから引き継ぎさせて連れて行きなさい…」

悠介「ありがとうございます…では失礼します…」

社長「悠介…ありがとう…」

そう聞こえたが何も言わずに出て行く…

ロイも息子が疲弊してるのを知っていたが甘やかす訳には行かず放置していた…そこに悠介の無理な要望…駆け引きで負けて休みを取らせる…

拒否するのは簡単だったが悠介まで臍を曲げられると色々面倒になるとわざと負けて親である事を優先した…
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