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山河学園 学生寮
第37章 ヨーロッパへ
悠介が守のところでゆっくり過ごしている頃カルロは緊張しながら早苗との結婚を許して欲しいとずっと勉強していた日本語で早苗の両親にお願いして無事了承を得ていた…既に早苗には指輪まで贈っているくらいで今更ながらに早苗の両親にこうして会いに来て話しをした…

悠介から日本人はそうする人が殆どだと聞いたからで早苗はもちろん両親も凄く喜んでくれた…

翌日はゆっくり街を歩いて夕方からは部屋で早苗の身体を思う存分抱いて翌日も部屋から一歩も出さずにずっとベットで過ごし十分に英気を養って空港に溌剌とした顔で向かい先に帰国した…

カルロ「悠介…先に帰ってる…今回はありがとう!凄く良い休みだった…」

悠介「俺もすぐに戻るよ…気をつけて…」

電話でそう話し昨晩は守の家に泊まって悠介があの部屋を貸して欲しいと言うので滞在の残りはそこで過ごす事にした…

そして寮に行って友達と久しぶりの再会をした…と言っても院に進んだ数人しか残って居なかったが…

食堂で飯も食べ深夜になってやり部屋だったそこに帰った…

少し違う部屋になってはいたが困る事は無いのでそこでのんびり過ごし社会人になった友達共夜集まって騒いで楽しい時間を過ごし悠介もイギリスに戻って来た…

翌日の朝愛莉からお礼の電話があり…絶対バレないから早く全部使って欲しいとお願いした…

社長「やはり帰国するのか?ここでもリアムのところでも喜んで雇ってくれるぞ…」

悠介「約束はちゃんと守ったでしょ?無いとは思うけど危なくなったら来るよ…給料無くていいです…その時は恩を返しに…おじさんも身体気をつけて…それと余りカルロに裏の仕事させないで…」

ロイ「…知っていたのか…まぁそうだろうな…分かっている…カルロに君の後を引き継がせた…裏は私の仕事…」

悠介「じゃ心配ないですね…あの銀行…やっぱり駄目になりましたね…」

ロイ「ああ…悠介のおかげで損失どころか利益に繋がったよ…」

悠介「そうなんですか?まぁなら良かったです…二年間…お世話になりました…凄く勉強になりました…」

ロイ「…クス…ウチで1番の業績を上げてくれた…帰したくは無いが…気持ち良く送り出すよ…カルロに一日休みをやった…ゆっくり話しでもして行ってやってくれ…」
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