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12歳年下の彼に看病される話
第5章 芸術の秋…とかしてみたり

そんな相談をして…、
しばらくベンチで休憩してから。

常設展示の見学をして、
美術館を後にした。

そうだ…この後…ラブホテルに
泊まろうって話をしてたけど…。
まだ…ラブホテルには…早い気がする。

お城の横の公園の駐車場から、
車で20分と少々…移動して。

時間としては…まだ…17時前…なのだが。

着いたのは…、県内の中心地からは

少し東に外れた、住宅街のエリアで。

ベノアと言う名前のラブホテルの様だった。

こっちが前延長なのではと
心配してるのが顔に出ていたのか。
ホテルの駐車場に車を駐めた港斗が。
私の方を見て、にっこりと笑顔になって。

『大丈夫ですよ、観光利用のプランで
予約したので土曜日ですけど
普通に利用するより、リーズナブルで。
予約してあるので、部屋も決まってます。
チェックインなら、15時からですから』

この時間からでも、大丈夫と言われてしまって。

泊まる為の荷物はボストンバックに
手荷物とは別に用意していたので。
そのボストンバックを港斗君が
トランクから出してくれて。
そのまま、運んでくれていて。

お礼を言って、ありがたく
甘えさせて貰っていたのだが。

フロントで観光プランで予約した
生田ですと声を掛けていて、
ラブホテルだけど…観光利用すると
普通に宿泊台帳書くんだと…
思いながら…、チェックインするのを
タッチパネルを眺めながら待っていて。

『観光プランの利用だと、
スイーツ1品サービスなので、
夕飯の前に何か食べちゃいますか?』

「スイーツもついて来るの?」

『外出もできるので、
夕飯食べに行っても良いんですけど。
メニュー見て巴さんが、
決めて貰えば良いですよ。
ゆっくりしたいなぁって事なら
後はホテルでゆっくりしても…ね?』

そう言ってここですよと
言われたのは201号室で。

港斗君がドアを開いてくれて
どうぞと中に入る様に促してくれる。

「凄い…お部屋…、広い……ッ」

豪華な客船の特別室の様な、
どこかクラシカルでありながら
モダンな雰囲気のお部屋で。
リビングと、ベッドルームは
木製の間仕切りが空間を切り分けて居るが。
透かし模様の細工が美しい。

「天井…も…、高い…」

上を見上げるとすずらんの様な
ライトがついた、シーリングファンがあって。

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