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~疼き~
第10章 初対面

「いや、全然待ってないよ…」
「良かった。夏海、やっぱりお前可愛いな…」

「そう…」

そう言うと夏海は耳まで赤くなるのを感じていた。
夏海は蓮と出会ってから、徐々に体重も戻り始めて身体の線にも丸みが帯びてきた。

今日の夏海の服装はジーンズに黒のキャミソールに白い半そでのシャツを羽織っている。
そんな夏海の身体を見て蓮は嬉しそうにこういう。

「夏海、ナイスバディじゃん?」

蓮はそう言うと笑った。
夏海は恥ずかしくて耳まで赤くなっている。

蓮は痩せていて背が高かく眼鏡を掛けている。
身長は175センチくらいだろうか。

夏海はとても小柄な女だ。
身長も150センチしかない。

二人で歩くとチッチとサリーみたいな感じになる。
のっぽの蓮とチビな夏海。

夏海は蓮に対して好印象を持った。
身体が疼くのを感じていた。

「ちょっと、早いけど昼飯食わねぇ?」
「そうだね、何食べる?」

「そうだなぁ、マックで良くない?」

駅を出て裏道に入ると直ぐにマックがあった。
そのマックを見てそう言ってきたのだ。

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