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青い欲情~男と女の色模様~
第5章 美波と電話で…
僕から連絡をしてくれたことが嬉しいのか、
美波の声が弾んでいるのが分かる。
しばらくは他愛ない会話をしていると、
美波がたまにクスクス笑ったりする声を、
とても近くに感じて、僕はドキドキと胸が高鳴り
欲情し始めていた。
- 明人?どうしたの? -
突然に僕が無言になったので、
美波が不安そうに問いかけてきた。
「ごめん、こうして美波と話していると
電話なんだけど、すぐそばに美波がいるような気がしてきて…またドキドキ、ムラムラしてきちまって…」
正直にそう告げると、美波は、え~っ?! と
絶句したあと、クスクスと笑いじめた。
- …つい数時間前に、あんなに一杯エッチしたのに、またムラムラしてきたの? -
電話越しなのに耳元で耳たぶをしゃぶられながら美波が話しかけている気になり、
僕の欲情は、ますますヒートアップする。
もう股間のモノは痛いほどに勃起していたので
僕はベッドに横になって固く太いモノを引っ張り出した。
「当たり前だろ、俺、美波とだったら何度でもシたいんだ…美波だってそうだろ?」
- うん…私もね、明人と話しているとドキドキするし、今…すごく濡れちゃってる… -
「…よかった、興奮しているのが僕だけじゃなくて…」
美波も同じようにムラムラしてくれているんだとわかると無性に嬉しくなって、
胸が苦しいくらいに高鳴る。
- あ~ん…今すぐ部屋を抜け出して
明人と一緒にラプホテルでエッチした~ぃ!
どうして私たちの家って隣同士じゃないのかしら…
お隣さんならベランダを飛び越えて明人に襲いかかってもらえるのに… -
「そんなの…無理に決まってるじゃねえか…」
あまりにも現実離れしていることを言い出すなんて、女の頭の中はお花畑っていうのは本当だなと、僕は苦笑した。