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青い欲情~男と女の色模様~
第6章 母の不倫
ね、ちょっと…ちょっと待って…
清美は全力で彼の体を跳ね退けた。
「私は、あなたの事を好きでもないの。
かといって、全否定するほど嫌いでもないわ。
でも残念なことに私は人妻なの。
こういうことをしたり、されたりするのは合法じゃないのよ」
「でも、不倫ってモラルの問題で
刑事罰はないんだよ。
そりゃあ確かに民法上では不法行為になるけど
バレなきゃいいんじゃないですか?」
清美が返事をする間もなく、
彼は強引に彼女の唇を塞いだ。
『私だって何も知らない初心(うぶ)な乙女じゃないわ、夫が使い込んだおま○こでよければ相手をしてあげない事もないけど…』
はっきり言ってキスにもHにも慣れている。
それなりの自信が清美にはありました。
「んんん…」
キスをされ続けていると、
清美も観念したのか、そのまま応えるしかなかった。
大森先生の舌が、ゆっくりと清美の口の中に潜り込んでくる。
「なあ…いいだろ?」
「…いいわ」
キスを終えると、
彼は白馬に乗って現れた王子さまのように
清美をお姫様抱っこで抱え、
部屋の中央のベッドまで運んだ。
「さて…どういうふうに愛して欲しい?」
清美を横たえて、
獲物を捕まえた猛獣の目をしながら
引き締まった体を見せつけるように
大森はゆっくりとトレーニングウェアを脱いでゆく。
上半身だけ裸になった彼が、
清美の隣に横たわり、髪を優しく撫でながら
どんなセックスがいいのかと尋ねてきた。
「あなたも私も、気持ちよくなるようなエッチであれば、多くは望まないわ」
「…わかった」
彼の唇と舌が、清美の首筋に伸びてきた。
滑らかでとどまることもなく、
流れるようにキスを散らす。
それだけで身体中の血流が熱くなり、
秘所に集中してしまう。
じんわりと奥までびしょ濡れになる。
『やだ…この人、上手だわ』
夫とのセックスしか知らない清美にとって
夫とは違う攻め方に気持ちのいいセックスを期待してしまう。
「あああ…あン」
トレーナーを首もとまで捲り上げられて
露出した上半身にプチュプチュと音を立てながら、
二つの胸丘まで温かい彼の唇が上ってくる。
すでに勃っている乳首の突先にキスされ、
口内の舌で強弱をつけながら愛撫された。