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青い欲情~男と女の色模様~
第7章 おねえさんと再び
「おねえさんを僕だけのものにしたい!
誰にも抱かせたくない!
ましてや磯田になんて指一本も触れさせないで欲しい」
「私だって明人一人の女になりたい…
でも…会えないと…抱かれていないと…
体が疼くのよ!
私、きっとセックス依存症なんだわ…」
「僕がおねえさんを満足させるから!
もっともっと頑張って
おねえさんを逝かせまくるから
だから…俺の女になれ!!」
僕は自分の口から、そんな風に荒々しい言葉が出るなんて思ってもみなかった。
無我夢中だった。
「ありがとう…
私、明人の女になるわ…
だから…その…私を呼び捨てにして…」
おねえさんは名前で呼んでくれと言うのだ。
「わかった…沙織…」
僕は彼女の名前を呼んで
たまらなく下半身が疼いてきた。
彼女を満足させるために
僕はどんどんと経験値を積まなくっちゃと思った。
「抱いて!ねえ、明人、抱いてよ!!」
今日はセックス抜きで
明人と恋人同士の時間を過ごしたいと思っていた沙織だが、付き合ってゆく契約を結ぶかのように、今すぐに明人に抱かれたかった。
抱いてと言われても
こんな狭い場所でセックスなんて無理だと思っていたら、沙織は助手席のリクライニングを倒して僕を寝かせた。