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青い欲情~男と女の色模様~
第1章 童貞卒業

そして僕はハッと気づいた。

今朝がた、両親のセックスを盗聴してシコシコして自己発電しちゃってティッシュで抜ったけれど、綺麗に洗っていないことに気づいた。

「ご、ごんめんなさい!
く、臭いでしょ?」

気持ちいいという思いよりも
とても申し訳なくて僕は腰を引いて彼女から逃げようとした。

「若いんだもの、臭くて当たり前よ
それに…私、この匂いが大好きなの」

彼女は僕の尻に腕を回して
ガッシリと掴むとグイッと引き寄せた。

男遊びが激しいのか
彼女のフェラチオは格別だった。
いや、僕にしてみれば、これが初フェラチオだから上手とか下手とかわかるはずもなく、
ただひたすらに官能にうち震えた。

そして、あっという間に果てた…

彼女は手のひらに唾を吐き出すようにして
僕が放出したものをジュバ~と垂れ流した。

「すごい!やっぱり若いからかなぁ
スッゴク出たね」

僕は感激したのと
少し飲まされたチューハイの酔いが回って
フラフラしてしまい、そのままベッドに倒れ落ちた。

彼女は、手のひらをティッシュで拭った後、
僕に寄り添うようにベッドに寝転がってくれた。

「あのね、君は出しちゃって満足かもしれないけど、私、まだ全然君に奉仕してもらっていないんだけどなぁ」

何だか彼女の声がやたらとエコーが掛かって
どこか遠いところから囁かれている気分になる。

『奉仕?奉仕ってなんだよ?』

僕は射精した満足感で
このまま眠りに落ちたいと思っていた。

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