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青い欲情~男と女の色模様~
第8章 親父と沙織の関係
「男はね…自宅に招かれたら、やっぱそれなりの期待をしてしまうものなんですよ
それとも冗談で済まそうって言うんですか?」
「違、ああっ!」
太ももを撫でられ、
ぞくぞくと震えるような快感に身体が跳ねる。
耐え切れず嬌声を漏らすと、
春彦の瞳が満足そうに笑みを浮かべた。
「どうせ、ナイスボディの美味しい餌に飛び付いてきたって、僕の反応を面白く見ているんでしょう?
僕だって男なんだから、君みたいな素敵なレディに誘われたら…狼にもなるってもんだ!」
「ひあああっ、あっ、やぁ!」
全然その気なんてないのに
春彦の妄想はどんどんと独り歩きしてゆく。
「僕はね、冗談でしたなぁ~んて言って、ここで止めるつもりはないからね
頼むから僕を満足させておくれ」
春彦は沙織の腋に手を差し込むと
力任せに立たせてクルリと向きを変えて向かい合った。
次の瞬間には、下着越しに股間を擦りあげられて、沙織の口から言葉にならない喘ぎ声が漏れた。
何度も何度も割れ目を往復するように擦る春彦の指に、がくがくと沙織の脚が震え出す。
あえぎ声を耐える為に口元を抑えた手を見て、
彼は満足そうに笑みを浮かべた。
「そうそう、そうしていた方がいいよ。
声が外に漏れてしまうからね」
その一言が、ここがホテルではなく
自分のオンボロマンションで壁の薄い部屋であることを思い出させた。
思いやるような言葉は皮肉な響きを持っていて、春彦の指は止まることなく沙織の割れ目を弄り続けた。