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青い欲情~男と女の色模様~
第9章 図書室にて

「入れても…いい?」

「うん…」

美波に「ダメ!」と言われても
僕は何がなんでも挿入するつもりでいた。

それに、きっと美波だって入れて欲しいに決まっている。

後ろを向かせて、テーブルに両手をつかせた。

ペニスを握りしめて、
くちゅくちゅと先っぽでおま○この入り口を探る。

不意にズポっと亀頭が泥濘(ぬかるみ)の中に沈み込む。

「美波の膣(なか)、まだきつい…」

「それは…明人のが…おっきいから」

「そういうこと言われると嬉しくなるね」

「やぁっ…ん!」

大きいと言われて上機嫌の僕は、
一気に根元まで押し込んで、
休む間もなく最大限に動き出した。

「めちゃくちゃにしたくなる」

「ああっん!」

腰を打ち付けながら、
うわ言のように「美波…美波…」と名前を繰り返し呼び続けた。

美波も同じように「明人ぉ」と、
何度も僕の名前を呼んだ。

さあ、一気に責めて射精をさせてもらおうか

そう思ったのも束の間で
ガラガラっと、図書室の扉が開く音がした。

図書委員室のドアの前をパタパタと歩き回る音…
やがて、その靴音は一人だけじゃなく
二人、三人と増えてゆく。

「閲覧者が来たんだわ…」

残念だけど、もうおしまいよ。

美波が付き出していた尻をスッと引いた。
僕のペニスは呆気なく彼女の膣から抜けた。

ショーツを履いて
髪の毛の乱れを整えると
美波は何事もなかったかのように
図書委員のカウンターに立って貸し出し票の準備に取りかかった。

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