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青い欲情~男と女の色模様~
第13章 家庭教師

月曜と木曜の週に二回。
僕は沙織に勉強を教えてもらう事になった。

僕の部屋で二人っきりになると
僕は喜んで沙織に抱きついた。

「ダメダメ!今は家庭教師なんだから」

僕を引き剥がすと、無理矢理勉強机に座らされた。

「まずは明人の学力をチェックするわね」

そういって問題用紙を机の上に置いた。

「なんで家庭教師なんて引き受けたんだよ」

僕の問いかけに「ほら、早くしないと制限時間が来ちゃうわよ」と、まったく相手にしてくれない。
いつもの可愛げのある沙織と違って
これじゃ単なるスパルタ教師だ。

そんな不服そうな顔を読み取ったのか沙織は、
「部長から明人の家庭教師をしてくれって言われた時はビックリしたわ
まさか、こんな形であなたの部屋に入れるなんて思わなかったもの」
沙織の言葉に聞き入ってしまいペンが止まると
「ほら!わからないの?頑張りなさい!」と叱られる。

「初めは断ったのよ…
でもね、月曜と木曜は残業から外してくれるって言うから引き受けたわ」
そんな風に話し出してくれた。

けっこう難しい問題用紙なので
集中しなくても僕はペンを止めて聞き入ってしまう。

「明人って…
私が思っている以上におバカだったのね」

答案用紙が思っていた以上に白紙なので
沙織はため息をついた。

「うるさいな!僕は学校の勉強よりも
ベッドの上の勉強で目一杯なんだよ!」

「あなたの学力がアップしないと
私の立場がないのよ」

「何か目標がないと燃えないタイプなんだ」

「わかったわ…じゃあ、学年末テストで各教科10点ずつアップさせてよ
そうしたら…」

「そうしたら?」

「どんなプレイでも付き合ってあげる」

よしっ!10点アップだな?
それでベッドで言いなりになってくれるんだな?
僕は俄然とやる気を出した。


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