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青い欲情~男と女の色模様~
第15章 告発状

和服姿が素敵だねなどと
清美の容姿を誉める暇を与えないほど清美は情熱的に唇を重ねてきた。

「おいおい、どうしたんだよ
やけに積極的じゃないか」

ようやく清美の唇が離れると
いつもと様子の違う事に驚きながらも
今すぐにでも「姫始め」をやりたいと
彼の手は清美の尻を撫でた。

「もうシちゃう?
夫よりも先に姫始めをやろうとするなんて
いけない人ね」

「そうか、旦那さんとはまだシてないのかい?
じゃあ、僕が新年最初のお相手って訳だ」

今すぐにでも清美を裸にしたいけれど
残念な事に帯の解き方がわからない。

仕方なく裾を割って、そこから手を忍び込ませる。
指先に触れるパイパンの股間…

「陰毛…生えてこないんだね?」

「まさか…あれから陰毛のない方が感じやすいとわかったから、生えてきたらすぐに剃っているわ」

「そうか…でも、俺としては黒々とした清美の陰毛姿も見てみたいけどね」

あれば無い方が良いと言うし
無ければある方がいいと言うし
男ってわがままだわと股間をまさぐられながら
清美は理不尽さを嘆いた。

「ねえ、脱がせてくれないの?」

「だって、帯の解き方がわからないんだ」

うふふ、仕方のない人ね

清美はそう言って和装の帯を解きはじめた。


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